F1モナコGP 観戦ガイド:本日2年ぶりに開幕!TV放送・天気・各種データ…フジNEXTとDAZN配信日程
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2年ぶりにモナコGPがF1に帰ってくる。2021年シーズンの第5戦モナコGP(Formula 1 Grand Prix De Monaco 2021)が本日5月20日から23日の4日間に渡って、公国の海岸線に仮設されるモンテカルロ市街地コースで開催される。
現地と日本との時差は7時間と、前戦スペインと同じ。各セッションの開始時刻も現地11時30分~15時(日本時間18時30分~22時)と同様だが、モンテカルロでの週末は伝統的に木曜を初日として、予選が行われる土曜を前に金曜を休みとする。
今年も地上波やBSでのF1テレビ放送は行われず、視聴に際しては有料のフジテレビNEXTかフジテレビNEXTsmart(ネクスマ)、またはDAZNを利用する必要があるが、いずれも無料期間を設けているため上手く利用したい。
開催スケジュールと放送日程
モナコGPは3回のフリー走行と予選、そして決勝の全5セッションで構成される。フジテレビ及びDAZNともに、全てのセッションをノーカット生中継する。
フジテレビNextでは津川哲夫、米家峰起、浜島裕英、川井一仁の各氏が解説を務める。実況は小穴浩司アナウンサー。放送開始時刻は、フリー走行と予選がセッション開始10分前、決勝は40分前となる。
スポーツチャンネルDAZNでは小倉茂徳、田中健一、中野信治、サッシャ、笹川裕昭の各氏が実況・解説を行う。なお佐藤万璃音が参戦するサポートレースのFIA-F2選手権もライブ配信される。
下記はすべて日本時間。
セッション 開始時間 |
CS放送 フジテレビ |
ネット配信 DAZN |
|
---|---|---|---|
FP1 5月20日(木) |
18:30- | 18:20- | 18:30- |
FP2 5月20日(木) |
22:00- | 21:50- | 22:00- |
FP3 5月22日 |
19:00- | 18:50- | 19:00- |
予選 5月22日 |
22:00- | 21:50- | 22:00- |
決勝 5月23日 |
22:00- | 21:20- | 22:00- |
コース及びレース概要
1929年に初開催されたモナコGPの舞台、モンテカルロ市街地コースはレーシングドライバーであれば誰もが勝利を焦がれる世界一の難コース。ピットレーンや最終コーナー周り等、複数箇所が再舗装され、トラックリミットは常に論争の的であり続けるヌーベルシケインに設けられた。
なおスチュワード陣には、元F1ドライバーのヴィタントニオ・リウッツィがカムバックしている。
低速タイトなコースは全長3,340mとカレンダーの中で最も短く、 エンジン全開率は45%ほどに過ぎない。マシン性能以上にドライバーとマシンとの親和性が問われ、オーバーテイクは概ね毎年5回ほどと追い抜きが異様に困難であるため、予選結果が致命的に重要となる。
週末の現地天気
今年のヨーロッパは例年よりも全体的に寒く、モナコでの各セッションは前回大会の2019年より涼しいコンディションの中で行われる見通しだ。
中日の金曜夜から翌日朝にかけて雨が予想されているものの、土日は曇り時々晴れの予報が出ておりウェットレースとなる可能性は低そうだ。ただ、土曜午前のFP3では雨もあるかもしれない。
日付 | 天気 | 最高気温 | 最低気温 | 降水確率 |
---|---|---|---|---|
5月20日(木) | 晴れ | 19℃ | 9℃ | 0% |
5月22日(土) | 曇り時々晴れ | 20℃ | 12℃ | 46% |
5月23日(日) | 曇り時々晴れ | 21℃ | 13℃ | 10% |
タイヤ選択
公式タイヤサプライヤーのピレリはC3~C5までの最も柔らかいレンジのコンパウンドを持ち込む。この組み合わせは今季初となる。
公道コースであるため週末序盤は路面が非常に滑りやすい反面、改善は急速に進む。モナコではコーナーが次々と迫ってくるためコンパウンドの熱入れは比較的容易で、早い段階で理想的なウィンドウに入れる事が可能だ。
タイヤへの負荷は低く、モナコは伝統的にワンストップレースとなる。一昨年に優勝したルイス・ハミルトン(メルセデス)は、セーフティーカー導入時の11周目にソフトからミディアムへと履き替え、残りの67周を走りきった。
今シーズンのフリー走行時間は各60分へと短縮されたが、昨季同様にソフト8セット、ミディアム3セット、ハード2セットが各マシンに供給される。
- ハード(白): C3
- ミディアム(黄): C4
- ソフト(赤): C5
昨年のレース結果
一昨年のスペインGPでは、メルセデスAMGペトロナスF1チームのルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウインを飾り、キャリア通算77勝目、モナコ通算3勝目を直前に他界したニキ・ラウダに捧げた。
レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは2位でチェッカーを受けるも、アンセーフリリースの裁定が下った事で最終4位に転落。2位表彰台にはフェラーリのセバスチャン・ベッテルが、3位にはバルテリ・ボッタスが滑り込む結果となった。
勝者 | ルイス・ハミルトン Mercedes |
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ファステストラップ | ピエール・ガスリー Red Bull 1分14秒279 |
ポールポジション | ルイス・ハミルトン Mercedes 1分10秒166 |
優勝戦略 | 中古ソフト(11周) 新品ミディアム(67周) |