セルジオ・ペレス、最前列独占のはずだったと悔やむも「1周目にメルセデスの2台を交わして1-2を狙う」
Published:
レッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスは6月19日のF1フランスGP公式予選Q2で3番手タイムを刻むと、続く最終Q3でも上位に肉薄。1000分の69秒差で3番手を逃す2列目4番グリッドを獲得した。
「ターン12でのミスが無ければ…」と語るペレスは、本来であれば最前列独占が可能だったはず、と肩を落としたが、決勝では2・3番手に並ぶルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスを1周目に交わし、早々に1-2体制を築いていきたいと強い意気込みを示す。
2台揃っての上位グリッド獲得についてチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは「幅広い戦略的オプションを手にできた」と語りペレスの健闘を称えると共に、チームとして「最高」のパフォーマンスを発揮できたと評価した。
1周目の1-2体制を目指す
セルジオ・ペレス予選: 4位, FP3: 4位
今日はマックスと共にフロントロー独占を狙えたはずだし、Q3の最後のアタックでミスをしてかなりのタイムを失ったという点で、理想的な予選じゃなかった。
セットアップは正しい方向性だったしクルマの感触も良かったけど、ターン12で縁石に乗ってしまい、そこでチャンスを逃してしまった。
ただし重要なのは明日の結果だし、僕らは予選よりもレースペースの方が良いからまだまだ戦えると思ってる。
メルセデスとはかなりの接戦になるはずだし、オープニングラップからプレッシャーをかけていきたい。僕はここまで良いスタートを決める事ができているから、明日はスタートと同時にポジションを2つ上げて、チームに1-2フィニッシュを持ち帰りたいと思ってる。
レースではタイヤマネジメントが鍵になるはずだから、その部分でメルセデスを上回りたい。いずれにせよ、明日はファンにとって最高に面白いレースになるんじゃないかな。レースが楽しみだよ!
ポールポジションはマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)。2番手はルイス・ハミルトン(メルセデス)。3番手はバルテリ・ボッタス(メルセデス)という結果となった。
2021年 F1フランスグランプリ決勝レースは、日本時間6月20日(日)22時にスタート。1周5,842mのポール・リカール・サーキットを53周する事でチャンピオンシップを争う。