F1アブダビGP、グランプリ開催契約を更新…2030年まで

美しい夕暮れを背景にヤス・マリーナ・サーキットを走行するレッドブル・ホンダRB15、2019年F1アブダビGP予選にてCourtesy Of Red Bull Content Pool

FIA-F1世界選手権は12月12日(日)の今季最終戦を前に、アブダビ・モータースポーツ・マネジメント(ADMM)との契約を更新し、2030年までアブダビでグランプリを開催する事を発表した。

ヤス・マリーナ・サーキットは2009年に初めてF1カレンダーに登場。以降、人工照明に照らされる中でのトワイライトレースを開催してきた。

今週末のレースではマックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトン、そしてレッドブル・ホンダとメルセデスがチャンピオンシップを懸けて最終決戦に臨む。

今回の契約更新について、F1のステファノ・ドメニカリCEO兼社長は「この新しい契約により、2030年までアブダビでレースを行うことが確定した。本当に嬉しい」と語った。

「F1の歴史に新たな1ページを刻むことになる今週末のシーズンフィナーレを大いに楽しみにすると共に、レース改善するために行われたレイアウト変更と合わせて、我々はアブダビでの長期に渡るレースに期待している」

ヤス・マリーナ・サーキットは今週末のレースに向けてオーバーテイクを促進すべく、北ヘアピン(ターン7)、南マリーナ(ターン11~)、ホテルセクション(ターン17~)の3つのセクションを改修した

ADMMのサイフ・アル・ノイミCEOは、F1の開催によって「何億人もの観客やテレビ視聴者」にアブダビとアラブ首長国連邦をアピール出来ているとして、今後も「他に類を見ないワールドクラスのレース週末体験」を提供していきたいと語った。

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