ボッタス、1周目に8ポジ転落も6位!チームメイトの周の入賞「本当に嬉しい」アルファロメオに3年ぶりの好結果

笑顔で取材を受けるアルファロメオのバルテリ・ボッタス、2022年3月17日F1バーレーンGPCourtesy Of Alfa Romeo Racing

バルテリ・ボッタスはメルセデスからの移籍初戦となった3月20日のF1バーレーンGPで、1周目に8ポジションを失い14番手にまで転落するも見事6位に返り咲き、2019年のブラジルGP(4位と5位)以来、3年ぶりの好結果をアルファロメオに持ち帰った。

チームメイトの中国人ドライバー、周冠宇も自身のデビュー戦となったこの日のレースで何度か決定的なオーバーテイクを見せ、最終10位でフィニッシュ。スイス・ヒンウィルのチームはシーズンを最高の形でスタートさせた。

最高の形でシーズンをスタート

バルデリ・ボッタス決勝: 6位, グリッド: 6番手

僕自身の事はもちろん、2台揃ってポイント圏内でフィニッシュできたし、デビュー戦でポイントを獲得した周の事を思うと、今夜の結果を本当に嬉しく思う。

スタートを除けばレースはかなり順調だった。スタートでホイールスピンをしてしまい、1周目はただただ接触を避けるためのカモのような状態だった。

それでも落ち着いた後はあきらめずに戦略を立て、最終的にはうまく挽回することができた。クルマが本当に良かったんだ。

トップ10に返り咲くに足るパフォーマンスがあると分かっていたから1周、1周、丁寧に走った。もちろん、まだ改善すべき点はあるけど、最高の形でシーズンをスタートできて最高だ。

僕らの最優先事項は信頼性だった。速さを発揮して2台揃って完走できて満足だ。誰もが良い仕事をしてくれた。僕らは正しい方向に向かっている。


3月20日(日)にバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われた2022年F1第1戦バーレーングランプリ決勝レースではシャルル・ルクレールがポール・トゥ・ウイン。僚友カルロス・サインツが2位に続き、フェラーリが3年ぶりの1-2フィニッシュを達成した。

ジェッダ市街地コースを舞台とする次戦サウジアラビアGPは3月25日のフリー走行1で幕を開ける。

F1バーレーンGP特集

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