フェルスタッペン「レッドブル・ホンダのパッケージは非常に強力」オーストラリアGP《preview》
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レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが、2019年FIA F1世界選手権第開幕オーストラリアGPに先立って抱負を語った。
ルノーエンジンを搭載していた昨年のレースでは、4番グリッドからスタートするも、9周目のターン1で単独スピンを喫し8番手に後退。これが最後まで響く事となり、ミスによって自滅する形で、6位フィニッシュに終わった。
レッドブル・ホンダのパッケージは非常に強力
マックス・フェルスタッペン
オーストラリアに行くのは毎年楽しみなんだ。再びレースに挑む準備はできている。これからシーズンが開幕するわけだけど、冬の休みはすごく長く感じたよ。シーズン最初のレースだからメルボルンでの一週間はすごく興味深い。特に今年はレギュレーションが変更されたり、ホンダにパワーユニットが変わったりして、チーム間の戦力図が分からないからね。
アルバート・パークは面白いコースだよ。路面がかなりバンピー(凹凸が激しい)で、高速のコーナーが数多くあるから、バランスの良いマシンを用意できればすごく楽しく走ることができる。 ストレートがそんなに長くないから、オーバーテイクという意味で言えば非常に難しいサーキットだけど、いつだって不可能なことはない。
シーズン前テストでのロングランに着目すると、僕らのパフォーマンスはかなり有望だった。シーズン序盤から競争力を発揮できることを祈ってる。全体として言えば、僕らレッドブル・ホンダはかなり良いパッケージを持っていると思う。とはいえ、レース週末が始まるまでは位置関係は分からない。フェラーリとメルセデスに対するキャップが縮まっているかどうか様子を見てみよう。
メルボルンのアルバート公園内にあるサーキットは、人口湖を周回する公道と駐車場の一部を使ったストリートコース。普段レースが行われることはないため、セッションを通して徐々に路面が出来上がる。
1周は5,303mでコーナー数は16。ストレートとストレートとがヘアピンやシケインで繋がれたストップ・アンド・ゴーと呼ばれるタイプ。昨年のグランプリでは、ポール・ポジションのルイス・ハミルトン(Mercedes)を交わしてセバスチャン・ベッテル(Ferrari)が優勝を果たした
F1オーストラリアGPは、日本時間2019年3月15日(金)10時からのフリー走行1で幕を開ける。