ピエール・ガスリー、念願のレッドブルでの初レースに興奮と緊張 / オーストラリアGP《preview》

走行の準備をするレッドブル・ホンダのピエール・ガスリー、F1バルセロナテスト2日目copyright Red Bull Content Pool

レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーが、2019年FIA F1世界選手権第開幕オーストラリアGPに先立って抱負を語った。

スクーデリア・トロロッソに在籍していた昨年のレースでは、予選でグラベルの餌食となり最下位からスタートするも、オープニングラップで大幅に順位を上げて、一時は15番手を走行していた。ところが、13周目を走行中に縁石に乗り上げた途端、リアから白煙。MGU-Hのトラブルによってリタイヤを強いられた。

レッドブル・レーシングでのF1フル参戦は、同育成ドライバーたる者のマイルストーン。今年トロ・ロッソから移籍してきたガスリーは、アルバート・パーク・サーキットで長年の夢の一つを実現させる。

F1オーストラリアGPに向けて

ピエール・ガスリー

アストンマーチン・レッドブル・レーシングでの僕の初レースが、いよいよメルボルンで行われる。当然、新しいシーズンの始まりが凄く楽しみだけど、まだF1フル参戦2年目だから学ばなきゃならない事がたくさんあるし、その点でチャレンジングな一年になる。

メルボルンに行くのは今回が2度目なんだけど、昨年初めて行った時は本当に気に入ってしまった。開幕戦だからなのかはよく分からないけど、雰囲気が本当に素晴らしくて特別なんだ。みんな本当にリラックスしていて楽しそうだった。コース上でも同じで、みんな超ポジティブだったよ。新しいシーズンの始まりにエキサイトしていたし、パドックも良い雰囲気だった。

レッドブルでの最初のレース、最初のシーズンに向けて、冬の間に万全の準備を整えてきた。レッドブルのカラーを身にまとって挑むこの週末は、僕にとって特別なものになるはずだ。


メルボルンに位置するアルバート・パーク内にある半公道サーキットは、人口湖を周回する公道と駐車場の一部を使ったコース。普段レースが行われることはないため、セッションを通して徐々に路面が出来上がる。

1周は5,303mでコーナー数は16。ストレートとストレートとがヘアピンやシケインで繋がれたストップ・アンド・ゴーと呼ばれるタイプ。昨年のグランプリでは、ポール・ポジションのルイス・ハミルトン(Mercedes)を交わしてセバスチャン・ベッテル(Ferrari)が優勝を果たした

F1オーストラリアGPは、日本時間2019年3月15日(金)10時からのフリー走行1で幕を開ける。

F1オーストラリアGP特集

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