クラッシュテストcopyright formula1.com

クラッシュテスト

  • 最終更新:

クラッシュテストとは、衝突試験のこと。マシンの「サバイバルセル」がきちんと衝撃に耐えドライバーを守ることができるかを検査する。F1のすべてのコンストラクターは、必要な安全基準をクリアするための厳格な衝撃テストに合格しなければならない。このテストはFIA指針に基づき、FIA技術代表(テクニカルデリゲート)立会いの下で実施される。

クラッシュテストのはじまり

1985年当時のFIA会長ジャン=マリー・バレストルによって導入。

どんな内容?

75Kgのドライバーダミーが乗せられるマシンを使用し、フロント(前部)サイド(側方)リア(後部)の3面すべてからの衝突テストを受ける。

  • フロント…マシン+台車を780kgにし、秒速15mで衝突させる
  • サイド…マシンを固定し、780kgの固形物体を秒速10m以上で当てる
  • リア…マシンを固定し、780kgの固形物体を秒速11m以上で当てる

以上3方向からの衝突テストによってサバイバルセルに損傷が出た場合は不合格。また上記と同時に、マシンのステアリング・コラムも衝撃テストする。ドライバーの頭部がハンドルに衝突するという可能性の低い事態を想定したものだが、安全第一!

  • ステアリングコラムを地面に固定し8kgの半球形物体を秒速7m以上で当てる

ステアリング・コラム自体は衝撃の大半を吸収して変形しなければならず、ホイールのクイック・リリース機構は通常に機能しなければならない。