ニッキー・ヘイデン
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【訃報】MotoGP王者ニッキー・ヘイデン帰らぬ人に:享年35歳。マルケス、ロレンソ等悲しみの声続々

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17日(水)午後にイタリアで自動車に跳ねられ、チェゼーナ市内のマウリツィオ・ブファリニ病院に緊急入院していたニッキー・ヘイデンが、現地時間22日(月)19時09分に静かに息を引き取った。35歳という若さだった。家族と婚約者ジャッキー・マリンがその最期を看取ったと言う。

2006年のMotoGPチャンピオンであるヘイデンは、イタリアのリミニ近郊で自転車トレーニング中に車と接触、車のボンネットに乗り上げた後フロントガラスに激突、頭部と胸部に深刻な重傷を負った。重度の脳損傷と診断されたものの、容態が安定しないことから手術に踏み切れないと報道されていたため、多くのファンがヘイデンの容態を案じていたが、思い叶わず帰らぬ人となった。

ヘイデンの最期のツイートは、ファンの方と思われるつぶやきに対する「僕もまだ英語を学ぼうと頑張ってるんだ」という返信で終わってしまった。ヘイデンの人となりが現れた実に彼らしい一言だった。

ニッキー・ヘイデン略歴

1981年7月30日にアメリカで生まれたニッキー・ヘイデン、2002年にAMAスーパーバイク史上最年少王者に輝いた翌年、ホンダのワークスライダーとして世界最高峰クラスMotoGPへの参戦を開始した。2006年には世界チャンピオンを獲得、以降もMotoGPライダーとして世界の第一線で活躍し16年よりスーパーバイク世界選手権(WSB)に参戦していた。WSBではレッドブル・ホンダチームに所属、ホンダとの関わりが非常に深いライダーであった。

悲しみにくれるモータースポーツ界

偉大な才能の早すぎる逝去に対して、モータースポーツ界から続々と悲しみの声が寄せられている。MotoGP時代の友人であり良きライバルであったライダー仲間をはじめとして、生前に親交のあった多くの関係者が彼の死を悼んでいる。

マーベリック・ビニャーレス

「最高の友だった。ニッキーは僕の心にあり続ける。安らかに、、ニッキー・ヘイデン」

マルク・マルケス

「ニュースを聞いて打ち砕かれた気分だ。僕らは君のことを絶対に忘れはしない」

ジェンソン・バトン

「すごいショックを受けている…最高の男が余りにも早く逝ってしまった。この悲しみ時、僕の想いは彼の家族と彼の愛した人達とともにある」

フェルナンド・アロンソ

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「あまりにも悲しいニュースだ。僕がモーターレースで出会った中で最も良い奴の一人だった。ニッキー安らかに」

ダニ・ペドロサ

「チャンピオン、キミはこれからも僕の心のなかに生き続けるよ。安らかに」

ホルヘ・ロレンソ

「すごく悲しい。人生がこんなにも残酷だなんて僕には信じられないよ。僕の心はニッキーの家族と友だちとともにある」

カル・クラッチロー

「世界中のあらゆるライダーとファンから尊敬された男。僕は尊敬していたし、それはこれからも変わらない。これまでに出会った中で最もプロフェッショナルなライダーだった。出会えたことに感謝してる」

バルテリ・ボッタス

「なんて悲しいニュースなんだ。。安らかな眠りを」

ケーシー・ストーナー

「あなたと知り合えて良かった。一緒に過ごしてくれた一時に感謝してる。いなくなっちゃうなんて寂しいよ!」

アレイシ・エスパルガロ

「信じられないよ…!僕がパドックで出会った中で最も優しく素晴らしい人だった。ニッキー愛してる。。!」

マックス・フェルスタッペン

「ニッキー、僕の想いはあなたの家族とあなたが愛した人達とともにあるからね」