2024年F1イギリスGP《予選》ハイライト動画:メルセデスが3年ぶりに最前列を独占!レッドブル勢は後手に

2024年F1イギリスGPの予選でシルバーストン・サーキットを走行するジョージ・ラッセル(メルセデス)-2024年7月6日Courtesy Of Mercedes-Benz Grand Prix Ltd.

現地7月6日に行われた2024年FIA-F1世界選手権第12戦イギリスGP予選では、ジョージ・ラッセルがポールポジションを獲得し、2番手にルイス・ハミルトンが続いたことで、メルセデスが2021年サウジアラビアGP以来、3年ぶりとなるフロントロウ独占を果たした。

予選:ハイライト動画

移り変わる路面状況を背景に、有力ドライバーとてノックアウトゾーンに沈むは当たり前という展開の中、セルジオ・ペレス(レッドブル)はQ1の計測ラップのコプス(ターン9)でオーバーステアに見舞われグラベルに捕まり赤旗と、まさかのQ1敗退に終わった。

シャルル・ルクレール(フェラーリ)は0.159秒及ばずランス・ストロール(アストンマーチン)に蹴落とされ11番手とQ2敗退を喫した。

RB勢はダブルQ2進出を果たしたものの、初日の苦戦を覆すことはできず、角田裕毅は13番手、ダニエル・リカルドは15番手に終わった。

マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は濡れた路面のQ1でグラベルに飛び出したことでフロアにダメージを負ってダウンフォースを喪失。Q3の最終ラップではターン5でミスを喫して4番手に留まった。

大規模アップグレードが投入されたハースVF-24はこの日も俊足を披露。ケビン・マグヌッセンは17番手でQ1敗退を喫したが、ニコ・ヒュルケンベルグは2つの低速コーナーがあるセクター1で全体ベストを刻み、5番手オスカー・ピアストリ(マクラーレン)と0.101秒差の堂々6番手をマークした。

2024年F1イギリスGP《予選》結果

FP3:ハイライト動画

前日夜の大雨を経て路面は完全なグリーンとなり、週末最後のプラクティスは気温11℃、路面16℃という凍えるような寒いウエットコンディションで開始され、全20台がインターミディエイトタイヤを履いて最後の調整のために周回を重ねた。

開始8分、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)がターン16へのアプローチでリアタイヤをロックさせ、コース外に飛び出してグラベルに囚われたため約6分間に渡って赤旗が振られた。

バルテリ・ボッタス(ザウバー)も残り40分、ターン4でスピンを喫したが、こちらは幸いにも飛び出した先が舗装されたランオフだった。

2024年F1イギリスGP《FP3》結果


2024年F1イギリスGP決勝レースは日本時間7月7日(日)23時にフォーメーションラップが開始され、1周5,891mのシルバーストン・サーキットを52周する事でチャンピオンシップを争う。DAZNフジテレビNEXTが生配信・生中継する。

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