対チームメイト無敗のサインツがノリスに敗北「原因を探る必要がある」Mclaren F1スペインGP《予選》
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11日土曜に行われたF1第5戦スペインGP予選を終えて、マクラーレンのカルロス・サインツとランド・ノリスがセッションを振り返り、決勝に向けての豊富を語った。
母国カタロニア・サーキットでの予選でチームメイトに負け知らずの速さを誇っていたサインツであったが、Q2でまさかのミスを喫し13番手。過去5年のF1キャリアの中で最も低い順位に甘んじただけでなく、チームメイトのノリスに先行を許す格好となった。
ダブルQ3進出を逃した事について、新しくチーム代表に就任したアンドレアス・ザイドルは「2度の赤旗だけでなく、カルロスのマシンが損傷していたため、予選に向けて不十分なデータしか集められず準備が不足していた」と語った。最終プラクティスでは、バルテリ・ボッタスとジョージ・ラッセルのクラッシュによって、2度のセッション中断を強いられた。
二人のドライバーとザイドルは口を揃えて「ロングランペースは良い」と語るが、初日の様子を見る限りは、直接のライバルであるトロロッソ・ホンダに対して1周あたり0.5秒も遅く、ルノーに対してはコンマ1秒速いに過ぎない。隠し持ったタイムは如何ほどか。注目される。
マクラーレン：F1スペインGP予選を終えて
カルロス・サインツ予選: 13位, FP3: 10位
今日はトリッキーな一日になってしまった。原因を探らなきゃならない。予選Q2までは良かったんだけど、最後のアタックの時にターン5でクルマのコントロールを失いタイムをロスしてしまった。その分を取り戻そうとしたら、プッシュしすぎてしまいセクター3でミスしてしまった。それで終わりさ。
まだ週末が終わったわけじゃないし、レースペースには自信を持っているから、明日の決勝レースに向けて万全の準備を整えるつもりだ。
ランド・ノリス予選: 11位, FP3: 18位
凄く満足だよ。最後のアタックでは、ほぼ全ての箇所でタイムを縮める事が出来た。幾つか小さなミスがあったから、それがなければQ3に進めていたかもしれないけどね。
昨日の段階で既に、予選がそんなに良い結果にならない事は分かっていたけど、レースペースは遥かに有望な気がするから、日曜の決勝には期待してる。
11番グリッドだからタイヤを自由にチョイス出来る上に、ライバルのペナルティのおかげで1つ上のポジションからスタート出来るから明日が楽しみだよ。悪い1日じゃなかったけど、Q3に進めていたらもっと良かったね。
最前列を確保したのはメルセデスAMG。バルテリ・ボッタスがチームメイトに0.6秒もの大差を付けてポールポジションを獲得した。
2019年F1第5戦スペイングランプリ決勝レースは、日本時間5月12日(日)22時10分から行われ、1周4.655kmのカタロニア・サーキットを66周する事で勝敗を決する。