セルジオ・ペレス、目指すは4戦連続表彰台…母国での成功経て更なる改善と好結果に意欲
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レッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスは母国での成功経て、2021年FIA-F1世界選手権第19戦サンパウロGPでの更なる改善と好結果に意欲を示している。
家族や地元観衆が見守る中、ペレスは前戦メキシコGPで3位フィニッシュを果たし、ホームレースで表彰台に上がった初のメキシコ人ドライバーとして歴史に名を刻んだ。
チームメイトのマックス・フェルスタッペンが「チェコは絶好調」と指摘する通り、ペレスはトルコGPから3戦連続で表彰台に上がっており、シーズン終盤に向けてタイトル争いに欠かせない重要な戦力となっている。
上向く調子の理由は本人曰く「クルマへの理解が深まっている事」にあるという。
セルジオ・ペレス更なる改善と好結果に意欲
メキシコGPは歴史的な一戦となりました。表彰台に上った感想は如何ですか?
最高さ!フォロ・ソル(スタジアムセクション)での表彰台セレモニーでは、キャリア初期から僕をサポートし続けてくれた人々が集まってくれた。信じられないような光景だった。
僕ら家族にとっても感動的な瞬間だった。彼らは毎週末、大きな支えになってくれているからね。
会場全体が熱狂に包まれていたし、かなりハードな1週間だったから、それに惑わさる事なく集中し続けるのは大変だった。
週末同様にレースも激しい戦いになったけど、本当に上手くやれたし、レッドブル・ホンダが優勝して僕も表彰台に立てて本当に嬉しい。
メキシコを終えて、すぐ次戦に気持ちを切り替える事ができましたか?
母国で最高の結果を残したとは言え、トリプルヘッダーの真っ只中だからすぐに次に目を向けて集中しなきゃならない。
次はブラジルだ。シーズン終盤に向けて僕らはかなり力強い状況にあるけど、チーム一丸となってハードにプッシュし続けなきゃならない。
確かにコンストラクターズ争いではトップまであと1ポイントだけど、結局のところ重要なのは最終的なポジションだから、最終戦までプッシュし続けるだけさ。
ブラジルGPに期待することは何ですか?
チームにとっても僕にとっても、更に改善していくためのチャンスだと思ってる。今シーズンは物事が目まぐるしく移り変わってきているから、今週はその変化が僕らにとってプラスになるように頑張らなきゃならない。
これまで3戦連続で表彰台に上ってきたけど、これはクルマをより深く理解できるようになったおかげだと思っている。この勢いをブラジルに繋げて更に積み上げていきたい。
インテルラゴス・サーキットは前戦エルマノス・ロドリゲスと同じ様に高地に位置するが標高は約800mと1500mほど低く、メキシコGPに比べればダウンフォースやパワーユニット、冷却への影響は限定的だ。
”ブラジルGP”の名称で開催された一昨年のグランプリでは、レッドブルのマックス・フェルスタッペンがキャリア初のポール・トゥ・ウインを飾り、2位にトロロッソのピエール・ガスリーが続くホンダ1-2という結果となった。
F1サンパウロGPは、日本時間11月12日(金)24時30分からのフリー走行1で幕を開ける。