ピエール・ガスリー、夏明け以降の高い競争力に手応え「残りのシーズンに向けて良い兆候」

メガネにマスクという姿でインタビューに答えるアルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリー、2021年3月14日F1バーレーンテスト3日目Courtesy Of Red Bull Content Pool

アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーが、ソチ・オートドロームで開催される2021年FIA-F1世界選手権第15戦ロシアGPに先立って抱負を語った。

ピエール・ガスリー残りのレースでも競争力を発揮できる

決勝に至るまでのパフォーマンスは非常に良く、予選では素晴らしい結果を残せたのに、残念ながらモンツァでのレースはチームにとっても僕にとっても、そしてユーキにとっても、とても残念な結果に終わってしまった。

本当に残念だけど、夏休み明けの3連戦ではいずれも高いパフォーマンスレベルを発揮する事ができた。良い兆候だね。残りのレースでも競争力を発揮できると信じている。

それに、ある意味、イタリアでエンジン・ペナルティを受けた事は良かったと思っている。このままペナルティなしにシーズンを終えられる事を願うよ。

イタリアGPを終えて、少しばかり休暇を楽しんだ。というのも、この3連戦は非常に慌ただしくレースとレースの間に何かをするような時間はなかったし、普段のようにハードなトレーニングをこなせない程だったからね。シミュレーターでの作業を離れて、少しではあるけどフランスで家族と一緒に過ごす事ができた。

次はソチだ。去年は予選Q3に進んでレースではトップ10に入った。このコースは似通ったコーナーがたくさんあるレイアウトなんだけど、僕としてはかなり気に入っている。

最終セクターは本当にテクニカルで、ロングストレートもあるからバトルやオーバーテイクのチャンスがある。

初めてF2で行った時は、あまり出回るような所もなかったんだけど、コースはオリンピックパーク内にあるから特別な雰囲気があるし、ソチの街自体も年々発展していて今では結構いい感じなんだ。


ロシアGPの舞台となるのは、ほぼ90度コーナーのみで構成される1周5872m、全18コーナーのソチ・オートドロームだ。高いトラクション性能とブレーキング・パフォーマンスが要求され、ストレートが非常に長い事から低~中ダウンフォース仕様のパッケージが持ち込まれる。

昨年のグランプリでは予選3番手のバルテリ・ボッタス(メルセデス)が通算9勝目を挙げた。2位はマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、ポールシッターのルイス・ハミルトン(メルセデス)はレース前のスタート練習違反でペナルティを受け3位に甘んじた。

F1ロシアGPは、日本時間9月24日(金)17時30分からのフリー走行1で幕を開ける。

F1ロシアGP特集

この記事をシェアする

関連記事

モバイルバージョンを終了