トロロッソ、アレックス・アルボンの成長に感銘「非常に印象的」F1テスト4日目

スクーデリア・トロロッソのジョディー・エジントンとグラハム・ワトソン、F1バルセロナ合同テストにてcopyright Red Bull Content Pool

スクーデリア・トロロッソの副テクニカルディレクターを務めるジョディ・エジントンが、2月21日(木)に行われたF1バルセロナ合同テスト最終4日目を振り返った。

この日STR14のステアリングを握ったのは、ルーキーのアレックス・アルボン。デビュー2日目にして2番手タイムを刻み、トータル136周を走り込んだ。

アルボンの成長に感銘「非常に印象的」

ジョディ・エジントン副テクニカルディレクター

テスト1の最終日は、前日にダニールが行ったテストを引き継ぐ形でアレックスがマシンに乗った。まずは空力に関するテストを行い、それが完了した後に通常のテストプログラムをこなし、セットアップに関する様々なテスト項目を消化した。

その後はショートランにおける新品タイヤの使い方を学ばせるための練習を繰り返し行った。C4とC5の柔らかいコンパウンドで良いパフォーマンスが見られたのは良かった。午後は、3日目のダニールと同じようにロングランを行い、柔らかいタイヤを使って長いスティントを走るためのタイヤマネジメントについて経験してもらった。

今日のアレックスが見せたマシンに対する理解度はとても印象的だった。ショートラン、ロングランの両方について習熟を重ねただけでなく、エンジニアと共にセッティングの改善も行ってくれた。来週のテストでもやるべき事が山積みだが、STR14と共に更に進化を続けたいと考えている。


第一回目のテスト最終4日目をトップで締め括ったのは、ルノーのニコ・ヒュルケンベルグ。セッション終盤に、それまでトロロッソ・ホンダのアレックス・アルボンが手にしていた最速の座を奪い取った。最多周回はアルファロメオ・レーシングのアントニオ・ジョビナッツィ。154周を走り込みレッドブル・ホンダのピエール・ガスリーを抑えた。

第二回F1バルセロナ合同テストは2月26日(火)から3月1日(金)までの4日間に渡って、スペインのカタロニア・サーキットで行われる。

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