佐藤琢磨の2002年型F1マシン「ジョーダン・ホンダEJ12」が新名神高速 鈴鹿PAに登場

ホンダRA002Eを搭載した2002年型のF1マシン「ジョーダン・EJ12」

E1A新名神高速道路の鈴鹿パーキングエリアの「PIT SUZUKA」に、佐藤琢磨がF1時代にドライブした2002年型F1マシン「ジョーダン・ホンダEJ12」の同型モデルが展示される。

「PIT SUZUKA」は2019年3月17日に開業し、第一弾としてスーパーアグリSA07のF1マシンを展示した。現在は鈴鹿8時間耐久ロードレースマシンが展示されているが、8月29日(木)の14時から、ジョーダン・ホンダEJ12への車両入れ替え作業を実施。当日は、その作業風景を一般に公開する。

EJ12は、DHLジョーダンHondaが2002年のF1世界選手権用に開発したF1マシン。この年F1デビューを果たした佐藤琢磨はゼッケン10番を掲げ、最終日本グランプリで初の5位入賞を果たした。

エンジンは、3リッター水冷4ストロークV型10気筒のホンダ「RA002E」。最高回転数は18,200回転以上で、バンク角の拡大により一層の高出力・軽量コンパクト・低重心化を図り、最大出力は835馬力以上を誇った。

佐藤琢磨は現在、F1を離れて米インディカー・シリーズで活動。今季はアラバマとゲートウェイの2戦で勝利を収め、キャリア初のシーズン複数優勝を挙げている。

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