MotoGP:5月のスペインGPも延期…新型コロナウイルスの影響で
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5月1日から3日にヘレス・アンヘル・ニエトサーキットで開催が予定されていたレッドブル・グラン・プレミオ・デ・エスパーニャの延期が正式決定した。同じくヘレスで開催予定の今季初のMotoEイベントも延期される。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行が深刻化する中、FIM国際モーターサイクル連盟とIRTA、そしてMotoGPを所有するドルナスポーツは3月26日、5月頭に予定されていたスペインGPを延期すると発表した。
なおMotoGP側は、新型肺炎を巡る状況が流動的であるため、現時点では代替開催日は未定だとして、改定されたカレンダーが決定次第、発表する意向を示した。
スペインGP延期によって次戦は5月15日~17日にブガッティ・サーキットで開催が予定されているフランスGPとなる見通しだが、6月開催のル・マン24時間レースが既に延期されている事もあり、続くイタリアと6月頭のカタルーニャ共々、延期される可能性が高いと言える。
スペイン国内での感染は爆発的に増加しており、25日付の当局の発表によると新規の感染者数は1日で6,673人増え、累計56,188人に達し、死亡者はイタリアに次ぐ4,089人に上っている。