レッドブル、ALLトップ8のホンダを祝福し “百獣の王”の如く戦ったフェルスタッペンを称賛 / F1モナコGP《決勝》

モンテカルロ市街地コースを走行するレッドブル・ホンダとトロロッソ・ホンダ、2019年F1モナコGP決勝レースにてcopyright Red Bull Content Pool

2019年F1第6戦モナコGP決勝レースを振り返ったレッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナー代表は「ホンダ製F1パワーユニットを搭載した4台全てがトップ8でフィニッシュした。ホンダを祝福したい」と語り、ホンダパワーの活躍を喜んだ。

前日の予選でトップ10グリッドを獲得したホンダエンジン勢は、決勝でもライバルに対してコンペティティブなパフォーマンスを発揮。マックス・フェルスタッペンが4位、ピエール・ガスリーが5位、ダニール・クビアトが7位、アレックス・アルボンが8位フィニッシュを果たし、全4台が入賞を果たした。

ホンダエンジンを搭載する4台全てが入賞を果たしたのは、ウィリアムズ・ホンダとロータス・ホンダが1-2-3-4フィニッシュを果たした1987年のイギリスGP以来、32年ぶりの事であった。唯一惜しむらくは、2位フィニッシュしたフェルスタッペンが、5秒ペナルティのために最終4位に終わった点だ。

「今日のマックスは素晴らしい走りを披露してくれた」とホーナー代表。「十分ではなかったものの、スタート後にグリッドポジションを離れたマックスは、ターン1にかけてボッタスに並びかけ、あと一歩のところでオーバーテイクという素晴らしいスタートを切った」

明暗を分けたのは、シャルル・ルクレールのクラッシュによって一斉にピットへと動いた9ラップ目だった。

「ピットストップでは、メカニックが見事な作業でマックスをボッタスの前へと送り出す事に成功した。ルール的には何も問題がなかった。だがツイてないことに、あまりにもタイト過ぎた結果、メルセデスがバリアに接触してしまい、スチュワードはマックスに非があるとして5秒ペナルティを科した」

モナコのピットレーンはあまりにも狭く、時としてこういったアクシデントが発生する。一転して厳しい状況に追い込まれたフェルスタッペンであったが、チェッカーが振られる最後の一瞬まで手を抜かず、ラップをリードするルイス・ハミルトンを執拗に攻め立て続けた。ホーナー代表は、フェルスタッペンの果敢な走りを”百獣の王”と表現した。

「ピット後のマックスは百獣の王の如く攻め立て続け、ルイスを追い抜くために全ての事を試した。タイヤ戦略は良かったものの、シケインのところで仕掛ける事が出来たのは僅か1周だけだった。2位でフィニッシュしたものの、トップ4が非常に接近していたため表彰台に上がる事はできなかった」

「4位という結果は、今日のマックスの走りを思えば残念でならないが、彼はいつものように、チェッカーを受けるまで決して諦めなかった」

もう一台のRB15を駆ったピエール・ガスリーは、不運にも予選でロマン・グロージャンの走行を妨害した形となり、3グリッド降格の8番手からレースをスタートするも、オープニングラップで見事なオーバーテイクを披露し好発進。最終盤にはファステストラップを記録するなど、苦境をはねのけて見事5位フィニッシュしてみせた。

「ピエールの巻き返しは実に見事だった」とホーナー代表。「集中力を切らすことなく、前が空いたときは素早くコースを駆け抜け、徐々にポジションを上げていった。フリーストップが得られたことで、ピエールはファステストラップを決め、1点のボーナスポイントを持ち帰ってくれた。チームにとって重要な事だ。5位という結果は、彼とチームによる最高の仕事の賜物だ」

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