角田裕毅、ライバル反撃の激戦に苦笑「Q2突破も楽じゃなかった」Q3進出数でペレスに並ぶ
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F1第8戦モナコ公式予選で8番手を記録した角田裕毅(RBフォーミュラ1)は、ライバル勢の巻き返しにより予想を「遥か」に超える激戦だったと苦笑しつつも、満足のいく走りができたとして、決勝での更なるポジションアップに意欲を示した。
Q1を13番手、Q2を9番手で突破すると、Q3ではアレックス・アルボン(ウィリアムズ)を抑えて8番グリッドを確保した。今季6度目の予選トップ10入りはシニアチームのセルジオ・ペレス(レッドブル)と同数だ。
自身の走りに満足しているか?と問われた角田裕毅は「もちろんです」と答えた後、「思っていたよりも遥かに厳しい予選でした」と苦笑いを浮かべた。
「多くのライバルがペースを上げてきたのでQ3に進むのも楽ではありませんでした。それでもクルマから数ミリ秒を絞り出して8番手につける事ができました。結果としては良かったと思います」
金曜のVCARB 01のロングランペースはレッドブル、フェラーリ、マクラーレンに次ぐトップ4水準だった。決勝に向けてはどのような見通しを持っているのか?
「ロングランペースがかなり良かったので、それを最大限に活用しようと思います。もちろんオーバーテイクは難しいですが、何が起こるか分かりません」と角田裕毅は語る。
「パフォーマンスを引き出す事に集中して、明日も良いペースをキープしていきたいと思います」
2024年F1モナコGP予選ではシャルル・ルクレール(フェラーリ)がポールポジションを獲得。2番手にオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、3番手にカルロス・サインツ(フェラーリ)が続く結果となった。
決勝レースは日本時間5月26日(日)22時にフォーメーションラップが開始され、1周3340mのモンテカルロ市街地コースを78周する事でチャンピオンシップを争う。レースの模様はDAZNとフジテレビNEXTで生配信・生中継される。