動画:2018年F1ドイツGP《予選》ハイライト / 故障したマシンを必死で手押しするハミルトンの執念
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フォーミュラ1公式Youtubeアカウントは、1時間に渡って繰り広げられた第11戦F1ドイツGP予選セッションの模様を6分48秒にまとめたハイライト動画を公開。ホッケンハイムリンクでのスターティンググリッド争いは、路面コンディションが急激に改善する中での難しいセッションとなった。
Q1ではマクラーレンのストフェル・バンドーンが最下位タイムで敗退。5番手タイムを残していたメルセデスAMGのルイス・ハミルトンは、オイル漏れによるギアボックスの不調により走行不可能な状態に追い込まれ、予選15番手が決定した。縁石に乗り上げた際の負荷が原因とみられている。
ハミルトンはチーム無線に従いコース上にマシンを停めた後、予選を続行しようとマシンを自力でピットに戻そうと試みたが、途中で断念せざるを得なかった。マシンに力なくもたれ掛かったハミルトンの姿は実に印象的であった。
Q2では、ザウバーのマーカス・エリクソンがグラベルの砂利をコース内に持ち込んでしまい赤旗中断。ソフトタイヤでギャンブルに出たレッドブルのマックス・フェルスタッペンのアタックラップが台無しになった。
Q3では、キミ・ライコネンが自己ベストを更新し暫定トップのセバスチャン・ベッテルに1000分の8秒差に迫ると、後続のバルテリ・ボッタスが底力を見せトップタイムを塗り替えた。これにはチーム代表のトト・ウォルフもビックリの表情。だが、ポイントリーダーのベッテルがセクターベストを連発し、ボッタスをコンマ2秒退けポールを手にした。