ブレンドン・ハートレー「14位完走が限界。今日のトロロッソには速さがなかった」

2018年F1フランスGP決勝レースに向けて準備をするトロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーcopyright Red Bull Content Pool

6月24日(日)の第8戦F1フランスGP決勝レースで14位完走に終わったトロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは「これ以上は何も出来なかった」と語り、今日のマシンには速さが不足していたとの認識を示した。

ハートレーはFP3に先立ってエンジン交換を実施しているため、降格ペナルティを受けグリッド最後尾からスタート。ハンデを追う形での決勝となったが「今週末はマシンの感触が良いからポジティブ。ロングランのシミュレーションも良かったし」と前向きな姿勢でレースに挑んだ。

僚友ピエール・ガスリーが1周目にリタイヤを喫したため比較する事が出来ないが、直近のライバルと比べると1周あたりコンマ5秒程度ペースが遅く、十分な速さを示していなかった。また、第一スティントを38周目まで引っ張った点に関しても、履き替えたスーパーソフトタイヤはより速いタイムが期待できるにも関わらず、周回遅れとなってしまったためこれを活かしきれなかった。

14位完走が限界。今日のトロロッソには速さがなかった

ブレンドン・ハートレー決勝: 14位, グリッド: 20位

全体としてはクリーンで良いレースだったけど、最後尾からのスタートだと大きくポジションを上げるのは難しいね。序盤はマーカス(エリクソン)と良いバトルができたんだけど、ピットストップを終えてまた彼の後ろになってしまったんだ。

オープニングラップでは、トラブルに巻き込まれないように気をつけたよ。何台かのマシンがシケインをカットしてたせいで、あまりポジションを上げられなかったけど、少なくともマシンを守る事は出来た。

もう少し順位を上げたかったけど、結局のところ今日の僕らには速さがなかったんだ。確かに幾らか前進できたしウィリアムズの2台をオーバーテイク出来たけど、これ以上は何も出来なかったよ。後方からのスタートだと厄介だね。


28年ぶりに復活したポール・リカールで勝利を掴んだのはメルセデスAMGのルイス・ハミルトン。パーフェクトゲームを展開しポール・トゥ・ウインを決めた。2番手にはレッドブルのマックス・フェルスタッペン、3番手にはフェラーリのキミ・ライコネンが続いた。

F1フランスGP特集

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