マイアミGP、米国F1テレビ生放送史上最大の視聴者数を記録

F1マイアミGPの表彰台セレモニーを見守る大観衆、2022年5月9日マイアミ・インターナショナル・オートドロームにてCourtesy Of Red Bull Content Pool

5月8日にマイアミ・インターナショナル・オートドロームで初開催された2022年F1第5戦マイアミGPが、アメリカ国内におけるF1テレビ生放送史上最大の視聴者数を記録した。決勝はABCで生放送された。平均視聴者数は260万人に達した。

予選とフリー走行はESPNで放送された。予選は95万3,000人、FP1は39万8,000人の視聴者を記録した。これらは2018年にESPNがF1放送に復帰して以来、最大の数字となった。

2022年シーズンの開幕5戦の平均視聴者数は140万人で、昨年平均(94万9000人)より49%、2020年の平均(60万9000人)より131%増加した。2021年は米国F1テレビ史上最も視聴数が多かった。

なお生放送ではなく録画放送を含めた数字でいうと、米国におけるF1テレビ放送史上最多視聴者数を記録したのは、インディ500の中継に続いて録画放送された2002年のF1モナコGPで、平均視聴者数は278万4,000人だった。

近年のF1の市場拡大と人気向上の背景にはNetflixのF1ドキュメンタリー「Drive to Survive(邦題:栄光のグランプリ)」があるとされている。マクラーレンのザク・ブラウンCEOはマイアミGPについて、Netflixなしには存在しなかっただろうと指摘している。

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