フランツ・トスト代表、入賞ならず落胆「単純に速さが足らなかった」
Published:
スクーデリア・トロロッソのフランツ・トスト代表が、11日(日)に行われたF1第20戦ブラジルGP決勝レースを終えて、ピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーの走りを振り返った。
9番グリッドから好スタートを切ったガスリーは、1周目に8番手に浮上するも、その翌週にダニエル・リカルドにパスされ9番手に後退。ハートレーはスタートポジションを守り16番手でレース序盤を終えた。
ピットストップ後もガスリーのペースは改善しなかったが、新品タイヤを手にしたハートレーはハイペースで追い上げを開始。チームはレース残り2周で両ドライバーのポジションを入れ替え、ハートレーが11位でフィニッシュ。一方のガスリーは最終ラップにカルロス・サインツにオーバーテイクを許し13位でチェッカーを受けた。
トスト代表は入賞圏内からのスタートにもかかわらずポイントが得られなかった事に落胆。「単純に速さが足らなかった」と述べ、最終アブダビGPまでに原因を究明し改善に取り組むを事を誓った。
入賞ならず落胆「単純に速さが足らなかった」
フランツ・トストチーム代表
9番手スタートだった事を思えば、ピエールの13位という結果には満足できないさ。レースペースが良くなかった事は明らかで、単純に速さが足りていなかった。原因を解明しなくてはならない。
ブレンドンの方はミディアムタイヤを履き16番手からレースをスタートした。ピットインのタイミングを後に延ばしてスーパーソフトに変える作戦は上手く行き、彼はレース終盤に向かってペースを伸ばしていった。だが結果としては両ドライバーともポイント獲得には届かず、本当に残念だよ。
71周で争われた決勝レースでは、ルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウインを決め今季10勝目をマーク。メルセデスの5年連続となるコンストラクターズチャンピオンシップが決定した。2位はマックス・フェルスタッペン、3位はキミ・ライコネンという結果となった。