ダニール・クビアト、娘と過ごした夏休み「エネルギー充填完了」
Published:
トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトが、2019年FIA F1世界選手権第13戦ベルギーGPに先立って抱負を語った。クビアトは、レッドブル・ルノー時代の2015年スパ・フランコルシャンで4位入賞を飾り、前年のトロロッソ時代にも9位フィニッシュを果たしている。
クビアトはホッケンハイムでの決勝レース前日に、パートナーであるケリー・ピケ(ネルソン・ピケの長女)との間に第一子を授かり、サマーブレイク中はもっぱら家族と過ごす事に時間を費やしたようだ。
娘と過ごした夏休み「エネルギー充填完了」
ダニール・クビアト
ドイツGPの前日に娘が生まれ、僕としては絶好のタイミングでのサマーブレイクになったけど、休暇中は家で家族と過ごすことだけでなく、フィジカルをキープする事を心がけた。
スパに向かう直前に、レッドブル・ロシアの友人に誘われてサンクトペテルブルクに旅行に行ったんだ。母国でファンと触れ合う企画だったんだけど、僕には思うように帰国できるチャンスがめったに無いし、楽しい旅になったよ。本当にたくさんの人達から温かい歓迎を受けられて凄く良かった。
この旅行以外は、自宅のあるモナコで殆どの時間を過ごした。十分にトレーニングできたし、エネルギーを充電する事ができた。赤ちゃんとの生活には慣れてなかったから、家族揃って過ごした一時は本当に楽しかった。
スパは長い歴史を持ち、コーナー数が多い素晴らしいサーキットだと思う。ロングコーナーはF1マシンでドライブするのが本当に楽しいんだ。実際のレースも最高だよ。オー・ルージュまでのスリップストリームバトルは楽しいし、本当にエキサイティングな場所だと思う。
全長が本当に長いコースだけど、僕としては何かアプローチを変えるわけじゃないし、いつものように出来るだけ速く走るだけさ。楽しい週末になる事を願っているよ。2週間の休暇は楽しかったけど、今はまたレースをするのが待ちきれない思いさ。
ベルギーGPの舞台となるのは、1周7,004m、全19コーナーを有するスパ・フランコルシャン。エンジン全開率は80%近くにまで達し、平均速度220kmを超える屈指の高速コースだ。
ドライコンディションとなった昨年のグランプリでは、1周目に4台が絡むマルチクラッシュが発生。2番グリッドのセバスチャン・ベッテルが逆転優勝を飾った。
F1ベルギーGPは、日本時間8月30日(金)18時からのフリー走行1で幕を開ける。