角田裕毅、FP1でトップ9の好発進も「FP2で少し苦戦し始めた」
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2022 F1第1戦バーレーンGP初日プラクティスを終えたアルファタウリの角田裕毅は「FP2で少し苦戦し始めた」と述べ、土曜の予選に向けて改善が必要との認識を示した。
日中に行われたFP1では、チームメイトのピエール・ガスリーがタイムシートのトップに立った。同じAT03をドライブする角田裕毅は9番手と、まずまずのスタートを切ったが、日没後のFP2は苦戦した。
気温・路面温度共に低下した2回目のフリー走行では変化する路面コンディションに対応できず、角田裕毅は14番手に留まった。ガスリーも13番手と2台揃って奮わなかった。
なおスチュワードはFP2を終えて、ターン8でシャルル・ルクレール(フェラーリ)の走行を妨害したとして角田裕毅に戒告処分を科す裁定を下した。
同じくFP2ではランス・ストロール(アストンマーチン)とも軽く接触する場面があったが、これに関してはストロールに非があると判断された。
FP1で好発進も「FP2で少し苦戦し始めた」
角田裕毅
FP2: 14位 29周 / FP1: 9位 20周
FP1では非常に良いスタートを切る事ができたのですが、2回目のセッションでは少し苦戦し始めてしまいました。
今日の問題点を確認して明日に向けた改善策を検討するために、今夜は頑張って仕事に取り組む必要があります。
プレシーズンテストを経て大きくステップアップできましたし、今日のクルマはかなり快適でしたが、まだコンマ数秒を引き出す必要があります。上手くやってトップグループに近づける事を祈っています。
プラクティスがあと1回残っていますので、予選に向けて改善していければと思います。
初日をトップで締め括ったのはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。2番手シャルル・ルクレール(フェラーリ)を0.087秒差で退けた。3番手にはコンマ5秒れでカルロス・サインツ(フェラーリ)が続く結果となった。
F1バーレーングランプリ3回目のフリー走行は日本時間3月19日(土)21時から、公式予選は同24時から1時間に渡ってバーレーン・インターナショナル・サーキットで開催される。