ピエール・ガスリー、ソフトスタートに苦戦も今季7度目の入賞「予想以上に厳しかった」
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F1第9戦オーストリアGP決勝レースに挑んだアルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーはソフトタイヤでの第1スティントに”予想外”に苦しめられながらも9位フィニッシュを果たして今季7度目の入賞を飾った。
この日のレースはミディアムからハードへと繋げる1ストップ戦略が主流となったものの、アルファタウリ・ホンダは新品ハードを2セット使う2ストッパーの方が有利と判断。だが、上手く結果に繋げる事は出来なかった。
車両パフォーマンス部門のチーフエンジニアを務めるクラウディオ・バレストリはレースを振り返り「最終的に1ストップ戦略のマシンの前に出る事ができなかった」と悔やんだ。
順位 | ドライバー | チーム | 差 | 点 |
---|---|---|---|---|
7 | リカルド | マクラーレン | +60.395s | 6 |
8 | ルクレール | フェラーリ | +61.195s | 4 |
9 | ガスリー | アルファタウリ | +61.844s | 2 |
10 | アロンソ | アルピーヌ | +1lap | 1 |
11 | ラッセル | ウィリアムズ | +1lap | 0 |
7度目入賞も「予想以上に厳しかった」
ピエール・ガスリー決勝: 9位, グリッド: 6番手
今日は想像以上にハードなレースだったけど、安定的にポイントを獲得できているのは良い事だね。
レース前の時点では2ストップ戦略の優位性が大きいと考えていたんだけど、ソフトでのスタートは予想以上に厳しかった。それでも幾つかポジティブな材料があったし、依然として力強いペースを見せる事ができた。
引き続き中団トップを争えているけど、上位フィニッシュできなかったのは残念だ。今夜、データを分析して、僕の大好きなシルバーストンでの週末に向けてまた頑張っていくつもりだ。
7月4日(日)にレッドブル・リンクで行われた2021年F1第9戦オーストリアグランプリ決勝レースでは、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)がポール・トゥ・ウインを飾り、2位はランド・ノリス(マクラーレン)、3位はバルテリ・ボッタス(メルセデス)という結果だった。
シルバーストン・サーキットを舞台とする次戦イギリスGPは7月16日のフリー走行1で幕を開ける。