ピエール・ガスリー、ソフトスタートに苦戦も今季7度目の入賞「予想以上に厳しかった」

スクーデリア・フェラーリのシャルル・ルクレールと並んで歩くアルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリー、2021年7月4日F1オーストリアGP決勝前Courtesy Of Red Bull Content Pool

F1第9戦オーストリアGP決勝レースに挑んだアルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーはソフトタイヤでの第1スティントに”予想外”に苦しめられながらも9位フィニッシュを果たして今季7度目の入賞を飾った。

この日のレースはミディアムからハードへと繋げる1ストップ戦略が主流となったものの、アルファタウリ・ホンダは新品ハードを2セット使う2ストッパーの方が有利と判断。だが、上手く結果に繋げる事は出来なかった。

車両パフォーマンス部門のチーフエンジニアを務めるクラウディオ・バレストリはレースを振り返り「最終的に1ストップ戦略のマシンの前に出る事ができなかった」と悔やんだ。

順位 ドライバー チーム
7 ダニエル・リカルド マクラーレン・メルセデス +60.395s 6
8 シャルル・ルクレール フェラーリ +61.195s 4
9 ピエール・ガスリー アルファタウリ・ホンダ +61.844s 2
10 フェルナンド・アロンソ アルピーヌ・ルノー +1lap 1
11 ジョージ・ラッセル ウィリアムズ・メルセデス +1lap 0

7度目入賞も「予想以上に厳しかった」

ピエール・ガスリー決勝: 9位, グリッド: 6番手

今日は想像以上にハードなレースだったけど、安定的にポイントを獲得できているのは良い事だね。

レース前の時点では2ストップ戦略の優位性が大きいと考えていたんだけど、ソフトでのスタートは予想以上に厳しかった。それでも幾つかポジティブな材料があったし、依然として力強いペースを見せる事ができた。

引き続き中団トップを争えているけど、上位フィニッシュできなかったのは残念だ。今夜、データを分析して、僕の大好きなシルバーストンでの週末に向けてまた頑張っていくつもりだ。


7月4日(日)にレッドブル・リンクで行われた2021年F1第9戦オーストリアグランプリ決勝レースでは、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)がポール・トゥ・ウインを飾り、2位はランド・ノリス(マクラーレン)、3位はバルテリ・ボッタス(メルセデス)という結果だった。

シルバーストン・サーキットを舞台とする次戦イギリスGPは7月16日のフリー走行1で幕を開ける。

F1オーストリアGP特集

この記事をシェアする

関連記事

モバイルバージョンを終了