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翼端板

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翼端板(よくたんばん)とは、フロントウィングの両端に設置されたエアロパーツのこと。エンドプレートとも言う。フロントウイングに対して垂直方向に設置された板状のパーツで、フロントタイヤが発生させる気流の乱れを抑制するよう設計されている。

フロントタイヤは大きな空気の乱れを発生させ、マシン後方のダウンフォースに悪影響を与えてしまう。その為、フロントタイヤが生み出す乱れた空気とは逆向きの、これを相殺するような空気の渦を発生させて打ち消す、これが翼端板の役割である。また、翼端板が無いとウイングの脇から空気が逃げてしまい、ダウンフォースを効果的に作り出せないとも言われている。最近のフロントウィングの翼端板は上の写真のように垂直だけではなくさまざまな形を組み合わせている。

構造上マシンの端っこに位置しているため、他のマシンとの接触によってよく壊れてしまう。大抵の場合、翼端板が破損したことで起こるタイムロスよりも、翼端板の破損したフロントウイング交換のためにピットストップをする方がタイムロスに繋がるため、壊れたまま走行することが多い。