バルテリ・ボッタス
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最速ボッタス、2番手ライコネンでフィンランド勢が1-2 / F1アゼルバイジャンGP《FP3》結果とダイジェスト

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日本時間6月24日(土)19時から行われたF1アゼルバイジャンGP3回目のフリー走行、最速タイムを記録したのは、昨日のFP2で2番手につけていたメルセデスのバルテリ・ボッタスとなった。2番手にフェラーリのキミ・ライコネンが続いたことでフィンランド勢が1-2を決めた形となった。3番手につけたのはルイス・ハミルトン、ボッタスからはコンマ416秒遅れた。

2017年F1アゼルバイジャンGPフリー走行3順位決勝
©F1

金曜の2回のセッションを共に最速タイムで彩ったレッドブルのマックス・フェルスタッペンであったが、セッション終盤に16コーナーで突然マシンを停めた。「全部シャットダウンしちゃったよ」フェルスタッペンの無線から判断する限り、車体の全電源が落ちたものと思われる。メルセデスとフェラーリとの三つ巴の予選になる事を期待させる素晴らしい走りを見せていただけに、この後の予選への影響が懸念される。

路面状況が芳しくなかった事も手伝って、初日は全マシンがコースオフ協奏曲を奏でるイエローフラッグ祭りとなったが、予選前の最後の練習走行では同様の光景は数えるほどしか見られなかった。

旧型エンジンに載せ戻したマクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは14番手、ストフェル・バンドーンは16番手に終わった。

消火作業を受けるパーマーのマシン
©F1

セッション開始6分でマシンが炎上するアクシデントに見舞われたジョリオン・パーマー。2コーナーのエスケープゾーンに停車したルノーの黄色いマシンは、消化器の白い泡で覆われた。コース上にはイエローフラッグ。パーマーの予選出場は絶望的と言えそうだ。

2017年F1第8戦アゼルバイジャンGPフリー走行3(FP3)リザルト

Pos No Driver Team Time Gap Laps
1 77 バルテリ・ボッタス メルセデス 1:42.742 21
2 7 キミ・ライコネン フェラーリ 1:42.837 +0.095 14
3 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 1:43.158 +0.416 23
4 3 ダニエル・リカルド レッドブル・タグホイヤー 1:43.287 +0.545 24
5 31 エステバン・オコン フォースインディア・メルセデス 1:43.344 +0.602 21
6 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル・タグホイヤー 1:43.614 +0.872 16
7 19 フェリペ・マッサ ウィリアムズ・メルセデス 1:43.738 +0.996 18
8 26 ダニール・クビアト トロロッソ 1:43.908 +1.166 21
9 18 ランス・ストロール ウィリアムズ・メルセデス 1:44.040 +1.298 17
10 11 セルジオ・ペレス フォースインディア・メルセデス 1:44.138 +1.396 22
11 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 1:44.312 +1.570 16
12 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1:44.344 +1.602 7
13 55 カルロス・サインツ トロロッソ 1:44.401 +1.659 23
14 14 フェルナンド・アロンソ マクラーレン・ホンダ 1:44.741 +1.999 18
15 20 ケビン・マグヌッセン ハース・フェラーリ 1:44.926 +2.184 20
16 2 ストフェル・バンドーン マクラーレン・ホンダ 1:45.143 +2.401 17
17 8 ロマン・グロージャン ハース・フェラーリ 1:45.491 +2.749 20
18 9 マーカス・エリクソン ザウバー・フェラーリ 1:45.645 +2.903 21
19 94 パスカル・ウェーレイン ザウバー・フェラーリ 1:45.722 +2.980 19
20 30 ジョリオン・パーマー ルノー 1:53.040 +10.298 4

コンディション

天気晴れ
気温26℃
路面温度56℃

セッション概要

グランプリ名 F1アゼルバイジャンGP
セッション種別 フリー走行3
セッション開始日時

サーキット

名称 バクー市街地コース
設立 2016年
全長 6003m
コーナー数 20
周回方向 時計回り

F1アゼルバイジャンGP特集