ザク・ブラウン、2030年までマクラーレンCEOを継続…長期契約延長に合意
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マクラーレン・レーシングは2024年3月22日(金)のF1第3戦オーストラリアGP初日セッションを経て、ザク・ブラウン最高経営責任者(CEO)が少なくとも2030年まで同職に留まると発表した。
52歳のアメリカ人実業家は2016年にエグゼクティブ・ディレクターとしてマクラーレン・テクノロジー・グループに加わり、2018年4月にCEOに就任した。
ブラウンの指揮の下、英国ウォーキングのチームは苦難の時を乗り越え、昨シーズン末には、グランドエフェクトカー時代を支配する王者レッドブル・レーシングに次ぐ速さを見せるまでに復活した。
マクラーレン・グループのポール・ウォルシュ会長は、「ザクはその卓越したリーダーシップを以てマクラーレン・レーシングの前進に貢献してきた。契約の延長は彼の能力に対する我々の信頼の表れだ。チームをさらに大きな成功に導いてくれるだろう」と述べた。
またブラウンは「さまざまなレースシリーズを通してマクラーレン・レーシングの才能ある人々と共に働ける事を光栄に思う。力を合わせてモータースポーツの限界を押し広げ、コースの内外で最高のパフォーマンスを発揮できるよう努力を続けていくつもりだ」と語った。