セルジオ・ペレス、SQ2敗退に険しい表情「タイヤ的に後退した」

SQ2敗退に終わったスプリント予選を経てインタビューに応じるセルジオ・ペレス(レッドブル)、2024年10月18日(金) F1アメリカGP(サーキット・オブ・ジ・アメリカズ)copyright FORMULA 1

F1アメリカGPのスプリント予選最終SQ3に進めず、姉妹チームの角田裕毅(RB)に蹴落とされて11番手で敗退したセルジオ・ペレス(レッドブル)は険しい表情を浮かべ、「本当に、本当にフラストレーションが溜まる」と、力なく1日を振り返った。

最終ラップを終えた段階でペレスは10番手につけていたものの、角田裕毅がこれを0.192秒上回るベストラップを刻んだ。

「SQ1からSQ2にかけて、ペースを全く伸ばせなかった。むしろ、タイヤという観点では一歩後退してしまい、それによって状況は一層、難しくなってしまった」とペレスは語った。

「とは言え、どうしようもないし、今日のセッションからクルマについて多くを学び、明日の予選で全てをうまくまとめ上げられるようにしたい」

「高速コーナーで問題を抱えているから、その点について調べてみるつもりだ」

「今朝のロングランペースはかなり有望だったけど、主な目標がレースで強さを発揮することである以上、週末の残りのセッションに向けて改善は必要だ」

チームメイトのマックス・フェルスタッペンは4ヶ月ぶりにポールポジションを獲得した。クルマの課題はさておき、ペレスはラップそのものをまとめ上げることはできたのだろうか?

「いや、そうでもない。兎に角、ラップ序盤のセクター1のS字で酷く手を焼いてしまった」とペレスは答えた。


2024年F1アメリカGPのスプリント予選では、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がジョージ・ラッセル(メルセデス)を0.012秒差で退けてポールポジションを獲得した。

スプリントは日本時間10月19日(土)27時から、公式予選は同31時から1時間に渡ってサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)で開催される。セッションの模様はDAZNフジテレビNEXTで生配信・生中継される。

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