2018年 F1第10戦イギリスGP:パワーユニット投入状況 / トロロッソ・ホンダのハートレーが5基目に到達

メルセデスAMG 2014年式パワーユニット PU106A Hybridcopyright Mercedes AMG

2018年F1第10戦イギリスGP開幕前(7月5日現在)における各ドライバー毎のパワーユニット使用状況を以下にまとめる。

前戦オーストリアGPでは、予選19番手と奮わなかったトロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーが戦略的エンジン交換を実施。ICE、TC、MGU-H、MGU-Kを一基ずつ投入しグリッド降格ペナルティを受けた。これにより、全20台中で唯一5基目の使用に達した。

ルノー勢は数年越しの新型MGU-Kを投入すると共に予選用エンジンモードを実装。レッドブルの2台を除く計4台のルノーPUマシンが、MGU-KとESを新たに新調した。マクラーレンのフェルナンド・アロンソはピットレーンスタートを強いられた事もあり、3基目のターボチャージャーも合わせて投入した。

ハイブリッド・ターボ導入5年目の今年はエンジン交換に関する規約がより厳格化され、ICE(内燃機関)、TC(ターボチャージャー)MGU-Hが年間3基、ES(バッテリー)、CE(コントロールエレクトロニクス)MGU-Kが年間2基までに制限され、これを越える交換を実施した場合はグリッド降格ペナルティが科せられる。

F1イギリスGP:パワーユニット投入状況

Team Driver ICE TC MGU-H MGU-K ES CE
Mercedes ルイス・ハミルトン 2 2 2 1 1 1
Mercedes バルテリ・ボッタス 2 2 2 1 2 2
Ferrari セバスチャン・ベッテル 2 2 2 1 1 2
Ferrari キミ・ライコネン 2 3 2 1 1 2
Red Bull ダニエル・リカルド 3 3 3 2 2 2
Red Bull マックス・フェルスタッペン 2 3 2 3 1 2
Force India セルジオ・ペレス 2 2 2 1 2 1
Force India エステバン・オコン 2 2 2 1 1 1
Williams ランス・ストロール 2 2 2 1 1 1
Williams セルゲイ・シロトキン 2 2 2 1 1 1
Renault ニコ・ヒュルケンベルグ 2 2 3 2 2 2
Renault カルロス・サインツ 2 2 3 2 2 2
Toro Rosso ブレンドン・ハートレー 5 5 5 4 3 3
Toro Rosso ピエール・ガスリー 4 4 4 3 2 2
Haas ロマン・グロージャン 2 3 3 1 1 2
Haas ケビン・マグヌッセン 2 2 2 1 2 2
McLaren フェルナンド・アロンソ 2 3 2 3 2 2
McLaren ストフェル・バンドーン 2 2 2 2 2 2
Sauber マーカス・エリクソン 2 2 2 1 2 2
Sauber シャルル・ルクレール 2 2 2 1 1 1

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