マックス・フェルスタッペン、今季4度目のDNFも腐らず「最終戦まで手を緩めずメルセデスを攻め続ける」
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レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが、2020年FIA-F1世界選手権第14戦トルコGPに先立って抱負を語った。残り4戦。ドライバーズランキングで2位につけるバルテリ・ボッタス(メルセデス)との差は35ポイントと開いており逆転は簡単ではない。
フェルスタッペンは前戦エミリア・ロマーニャGPで今季4度目となるリタイヤを喫した。いずれもパワーユニットやタイヤといった自身の責に依るものではなく、今季タイトルはメルセデスドライバーに絞られる事となったが、フェルスタッペンは「最終戦まで手を緩めずメルセデスを攻め続ける」として、腐る素振りを見せない。
マックス・フェルスタッペンF1トルコGPプレビュー
次はトルコGPです
今まで一度も行ったことのない場所だし楽しみにしてるよ。より一層シーズンが盛り上がる事は間違いないしね。
何人のドライバーがイスタンブールでレースをした事があるのかは分からないけど、例えレース経験があったとしても昔の事だから、大きなアドバンテージにはならないと思う。
ケバブが凄く美味しいって聞いてるし、地元の食事が楽しみだよ!
イスタンブール・パークの特徴は?
間違いなく言えるのは高速サーキットだという事だ。シミュレーターで走った事があるけど、コースの全てが本当に楽しい。
ストレートが多く、コーナー幅も広いから、いくつかの異なるレーシングラインが可能だし、オーバーテイクするにはもってこいのコースだと思う。無論、あまりオーバーテイクする必要がない事(予選結果が良い事)を祈るけど!
チームはトルコで300回目のレースを迎えます
本当に偉大な成果だ。クールな事に、僕のフロントエンドのメカニックを務めているオーレと、戦略家のウィルは設立の時からチームにいるんだ。
それに、オーレとクリスチャン(ホーナー代表)が16シーズンに渡って一度たりとも週末を欠席した事がないだなんて、本当に信じられないよ!
前戦イモラは上手く行きませんでしたが、何かプラス材料はありましたか?
あれはどうしようもない事さ。結果を変えるために出来ることは何もなかったからね。僕としては可能な限りメルセデスに迫って、最終戦まで彼らを攻め続けるだけだ。
ピットストップ作業が速かったのは前向きだね。ピットクルーの皆はシーズンを通してずっと素晴らしい仕事をしてくれている。それがレースでのアドバンテージを得るのに役立っているんだ。
これまでの全てのレースで最速ピットストップを刻んできているだなんて、本当に印象的だよ。
トルコGPの舞台となるのは9年ぶりに復活を遂げた、1周5,338m、全14コーナーを有するイスタンブール・パーク・サーキット。見どころの1つは、4つのエイペックスを持つ下り坂の複合高速コーナー、通称ディアボリカ(ターン8)で、ヘルマン・ティルケ最高傑作の一つとの呼声も高い。
F1トルコGPは、日本時間11月13日(金)17時からのフリー走行1で幕を開ける。