F1スペインGP パワーユニット投入状況:4台がエキゾーストを交換

2017年のホンダ製F1パワーユニット「RA617H」の一部Courtesy Of Honda

国際自動車連盟(FIA)テクニカルデリゲートの発表を元に、2021年F1第4戦スペインGPの決勝レース開始直前における各ドライバー(マシン)毎のパワーユニット投入状況を以下にまとめる。

カタロニア・サーキットでの週末に先立っては、ハース勢が新たなエキゾーストの封を切り、ミック・シューマッハ、ニキータ・マゼピン共に今季2基目を計上した。

また2日目開始を前にしてはアルピーヌ勢がエキゾーストの封を切り、母国レースのフェルナンド・アロンソは4基目に、エステバン・オコンは3基目に到達した。

いずれも規約の範囲内であるため今週末にグリッド降格ペナルティが科される事はない。

V6ハイブリッド導入8年目の今年はICE(内燃エンジン)、TC(ターボ)、MGU-H、MGU-Kが各々年間3基まで、CE(コントロール・エレクトロニクス)、ES(バッテリー)は各2基まで降格ペナルティなく使用できる。ただしカレンダーが19戦以下となった場合は、MGU-Kの年間許容数が2基までに制限される。

また今季より新たに年間の使用上限に制限が加えられたエキゾースト・システムは、主要4エレメントを年間各8セットまで使用できる。

F1スペインGP:パワーユニット投入状況

Team Driver ICE TC MGU-H MGU-K ES CE EX
メルセデス L.ハミルトンHAM 1 1 1 1 1 1 1
V.ボッタスBOT 1 1 1 1 1 1 1
レッドブル・ホンダ M.フェルスタッペンVER 1 1 1 1 1 1 2
S.ペレスPER 1 1 1 1 2 2 2
マクラーレン・メルセデス D.リカルドRIC 1 1 1 1 1 1 1
L.ノリスNOR 1 1 1 1 1 1 1
アストンマーチン・メルセデス L.ストロールSTR 1 1 1 1 1 1 1
S.ベッテルVET 1 1 1 1 1 1 1
アルピーヌ・ルノー F.アロンソALO 1 1 1 1 1 1 4
E.オコンOCN 1 1 1 1 1 1 3
フェラーリ C.ルクレールLEC 1 1 1 1 1 1 2
C.サインツSAI 1 1 1 1 1 1 2
アルファタウリ・ホンダ 角田裕毅TSU 2 2 2 2 3 3 3
P.ガスリーGAS 1 1 1 1 2 2 2
アルファロメオ・フェラーリ K.ライコネンRAI 1 1 1 1 1 1 2
A.ジョビナッツィGIO 1 1 1 1 1 1 2
ハース・フェラーリ N.マゼピンMAZ 1 1 1 1 1 1 2
M.シューマッハMSC 1 1 1 1 1 1 2
ウィリアムズ・メルセデス J.ラッセルRUS 1 1 1 1 1 1 1
N.ラティフィLAT 1 1 1 1 1 1 1

F1スペインGP特集

この記事をシェアする

関連記事

モバイルバージョンを終了