シャルル・ルクレール、躍進果たしたSF21 今季最高の4位「モナコGPに向けての良い兆しだと思いたい!」
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スクーデリア・フェラーリのシャルル・ルクレールは、5月9日に開催されたF1スペインGP決勝レースで4位フィニッシュと、今季最高成績を挙げた。
マシンの総合力が問われるという点で、フェラーリSF21がカタロニア・サーキットでトップ3に続くリザルトを残した事はマラネロにとって大きな励みとなる。
チーム代表のマッティア・ビノットはレースを振り返って「昨年と比べて、大幅に前進出来たという確信を以てこの地を後にする」と語った。
F1世界選手権は2週間後の5月23日にルクレールの母国、モナコで開催される。カタロニア・サーキットの低速セクション、第3セクターはモンテカルロでのレースの行方を占う試金石であり、次戦での跳馬勢の活躍への期待が高まる。
モナコGPに向けての良い兆しだと思いたい!
シャルル・ルクレール決勝: 4位, グリッド: 4番手
すごく良いレースになったと思う。上手くスタートを決めてターン3のアウト側を狙ったのが功を奏してバルテリ(ボッタス)の前に出る事ができた。
今日はソフトでもミディアムでも力強いペースを刻む事ができ、かなりの競争力を以てレースを争う事ができた。結果としては4位がベストだけど、僕としては本当に満足している。
チームとしても本当に良い仕事ができたし、全てが完璧だった。昨年と比較して大きく進歩できていると思うけど、これはマラネロのファクトリーで懸命に仕事に取り組んでくれているみんなのおかげだ。
テクニカルな第3セクターで強力なパフォーマンスを発揮できたから、次のモナコに向けての良い兆しだと思いたい。シーズン開幕時点から僕らは低速コーナーで強さを発揮できているし、この調子でいきたい。
次は僕の母国レースだ。グランドスタンドでファンのみんなに会えるのを本当に楽しみにしてる。競争力を発揮できる事を祈るよ。
5月9日(日)にカタロニア・サーキットで行われた2021年F1第4戦スペイングランプリ決勝レースでは、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がポール・トゥ・ウインを飾り、2位にマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、3位にバルテリ・ボッタス(メルセデス)という結果となった。
次戦は2週間後の5月23日(日)に決勝レースを迎える伝統のモナコGPだ。