10番手セルジオ・ペレス、課題は1ラップラン「予選までにペースを取り戻したい」
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レッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスが5月7日(金)に行われたF1第4戦スペインGP初日プラクティスを振り返った。
ペレスはオープニングセッションで17周を走り込み1分19秒349の9番手タイムをマーク。午後のFP2ではクリーンラップを走りながらもペースが上がらず、1分18秒918の10番手に留まった。
Pos | Driver | Team | Time | Gap | Laps |
---|---|---|---|---|---|
9 | フェルスタッペン | レッドブル | 1:18.785 | +0.615 | 26 |
10 | ペレス | レッドブル | 1:18.918 | +0.748 | 23 |
11 | ベッテル | アストンマーチン | 1:18.947 | +0.777 | 30 |
1日を振り返ったペレスは、課題は1発の速さにあるとして予選までにペースを取り戻したいと誓った。
ウェットコンディションで行われた1991年の開幕戦では61回、2011年には60回、2013年には50回の追い越しが記録されるなど、一時は華やかなレースもあったが、コース幅が狭い事及び、近年のF1マシンの空力特性の2つの理由から、カタロニアでのオーバーテイクは非常に困難で予選順位がレースの鍵を握る。
予選までにペースを取り戻したい
セルジオ・ペレスFP2: 10位, FP1: 9位
今日はトリッキーな一日だった。両セッションともに何度か遅れたことで少し急いでしまい、トラフィックに巻き込まれてしまった。
今年はフリー走行の時間が少ないから、周回数を稼ぐことが重要だ。
今夜は特に1ラップランに対する理解を深めて、ペースを見いださなきゃならない。ロングランペースは良くなっていると思うけど、それでもまだ課題が残っている。
スペインでは予選が特に重要だから、明日に向けて何ができるか考えていきたい。明日はペースを取り戻して、上位に食い込めるようにしたい。
初日をトップで締め括ったのはポイントリーダーのルイス・ハミルトン。2番手にはバルテリ・ボッタスが続きメルセデスが1-2体制を築いた。3番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)という結果となった。
2021 F1スペイングランプリ3回目のフリー走行は日本時間5月8日(土)19時から、公式予選は同22時から1時間に渡ってカタロニア・サーキットで開催される。