ピエール・ガスリー、過去4戦で3度目の予選トップ5「本当に凄くハッピー」苦戦覆しスプリントに向け中団最上位
Published:
アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは11月12日(金)に行われた2021 F1第19戦サンパウロGP予選で、バルテリ・ボッタス(メルセデス)に0.294秒と迫る堂々の5番手タイムを刻んだ。
チーフレースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズは「ピエールはQ2とQ3を通して飛ぶような走りを見せ、ラップごとに自信をつけ改善し続けながら、最終的にクルマのポテンシャルを全て引き出してくれた。その結果、我々より速かったのはメルセデスとレッドブルだけだった」と評価した。
ガスリーが予選トップ5、つまりミッドフィールド最上位につけるのは過去4戦で3度目の事だが、表向きのタイムシートとは裏腹に、ガスリーはクルマに手を焼いていたようだ。
過去4戦で3度目のトップ5「本当に凄くハッピー」
ピエール・ガスリーFP2: 5位, FP1: 5位
本当に凄くハッピーだ! FP1はかなり厳しい状況で、予選でも少し苦戦したけど、コースに出ていく度に少しずつタイムを削っていく事ができた。
コックピットの中で出来ることは全て試した。結果として走る度に改善していけたと思う。
重要な場面で全てを上手くまとめ上げる事ができた。Q3のラップは本当に信じられない位に良かった。本当に満足だよ。
予選でメルセデスとレッドブルの真後ろにつける事ができたんだから、僕らにとっては最高の結果だ。チャンピオンシップ争いの重要な局面で、チームは素晴らしい仕事をしてくれた。
もちろん、まだ金曜日だし、この後には2日間が控えている。激しい戦いになると思うけど、予選では望み得る最高のポジションを獲得できたと思う。
スプリント予選の最上位グリッドを獲得したのはルイス・ハミルトン(メルセデス)。2番手マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)をコンマ4秒差で退けた。3番手にはバルテリ・ボッタス(メルセデス)が続く結果となった。
F1サンパウロGPの2回目のフリー走行は日本時間11月13日(土)24時から、スプリント予選は同28時30分よりインテルラゴス・サーキットで開催される。