F1ロシアGP、2023年よりティルケ設計「オートドローム・イゴラ・ドライブ」に舞台変更

五輪の国旗がはためくソチ・オートドロームCourtesy Of Red Bull Content Pool

2014年にカレンダーに加わって以来、毎年F1ロシアGPを開催してきたソチ・オートドロームは、2023年よりオートドローム・イゴラ・ドライブへと取って代わられる。

F1とロシアGPの現地プロモーターは第8戦シュタイアーマルクGPの2日目を迎えた6月26日(土)、2023年より新たなサーキットでイベントを開催する計画を発表した。

2019年に開業を迎えたオートドローム・イゴラ・ドライブは2020年末にF1開催要件のFIAグレード1認定を取得。ロシア国内で2番目のグランプリ開催地となる事が決まった。設計はご存知、ヘルマン・ティルケだ。

サンクトペテルブルクから約54km離れたレニングラード州プリオゼルスキー地区に位置しており、バルテリ・ボッタスとキミ・ライコネンの母国であるフィンランド国境からも約150kmと近い。

コーナー数は15、全長は4.086kmと短く、高低差は17mと平坦で、オーバル、ドリフト、ラリークロス、モトクロス、カートなどの10種類のコースが併設され、サーキット全体では約5万人を収容できる。

イゴラ・ドライブは2019年にドイツ・ツーリングカー選手権(DTM)と3年契約を締結。2020年5月29日~31日にWシリーズと併催予定であったが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックの影響で中止されている。

なお今年のロシアGPは9月26日にソチ・オートドロームで開催される。

F1ロシアGP特集

この記事をシェアする

関連記事

モバイルバージョンを終了