フェルスタッペン、2戦連続DNFからの2位表彰台「まさにこういう結果を必要としていた」
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レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、ソチ・オートドロームで行われたF1第10戦ロシアGP決勝レースで2位表彰台を獲得。53周に及んだ長き戦いを終えて「まさにこういう結果を必要としていた」と満足感を示した。
フェルスタッペンはモンツァ、ムジェロと続いたイタリア高速2連戦でパワーユニットのトラブルに見舞われ、失意の2連続リタイヤに終わった。ホンダはエンジンパワーがラップタイムに与える影響が大きいソチでの週末を前に、テストリグでの問題の再現に成功し原因を特定。対策を施してレースに挑み、昨年のモナコGP以来となる全車入賞を飾った。
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順位 | ドライバー | チーム | 周 | タイム | 点 |
---|---|---|---|---|---|
1 | ボッタス | メルセデス | 53 | 1:34:00.364 | 26 |
2 | フェルスタッペン | レッドブル | 53 | +7.729s | 18 |
3 | ハミルトン | メルセデス | 53 | +22.729s | 15 |
ルイス・ハミルトンと並ぶ最前列2番グリッドからスタートしたフェルスタッペンは、汚れた路面に足を取られたようで、蹴り出しでリアを若干滑らせ失速。トウを得たバルテリ・ボッタスとダニエル・リカルドに先行を許したが、ターン3までに1つポジションを取り戻した。
1ポジションダウンの3番手でレースが展開する中、不正練習の一件でポールシッターのハミルトンにタイムペナルティーが科せられ、フェルスタッペンはレッドブルが伝統的に苦手とするソチにおいて、ボッタスから7.729秒遅れの2位でチェッカーフラッグを受けた。
まさにこういう結果を必要としていた
マックス・フェルスタッペン決勝: 2位, グリッド: 2番手
例年、あまり競争力を発揮できていなかったコースで2位になれて本当に嬉しい。過去数戦は厳しい状況だったから、僕らが必要としていたのはこういう結果だし、多くのポイントを持ち帰る事ができてチームとしても素晴らしい週末になった。
イン側のグリッドのグリップがかなり低かったせいで、スタートで若干ハンデを負うことになったけど、そのおかげで最初の数コーナーはかなり面白かった。でもその後は落ち着いてダニエル(リカルド)を素早く交わす事に成功した。
ミディアムタイヤを履いた第1スティントはオーバーステアが酷くて、メルセデス勢に付いていくのに苦労したけど、ピットインしてハードタイヤに履き替えた後は競争力が増し、自分のレースに集中することができた。
表彰台に戻って来れて嬉しい。でも、このコースでボッタスの8秒以内でフィニッシュできた事が何よりの収穫だね。
9月27日(日)にソチ・オートドロームで行われた2020年F1第10戦ロシアグランプリ決勝レースでは、3番グリッドからスタートしたバルテリ・ボッタス(メルセデス)が通算9勝目を上げて優勝し、2位にマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、3位に表彰台にはルイス・ハミルトンが続く結果となった。