レッドブル・ホンダ、セルジオ・ペレスとのF1契約延長を発表!2022年もフェルスタッペンとタッグ

笑顔のセルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)、2021年8月26日F1ベルギーGPにてCourtesy Of Red Bull Content Pool

FIA-F1世界選手権に参戦するレッドブル・レーシング・ホンダは第12戦ベルギーGPのFP2開始を前にした2021年8月27日、セルジオ・ペレスとの契約を延長した事を正式発表した。

契約は2022年の単年。チームメイトのマックス・フェルスタッペンが2023年までの解約を有している事から、英国ミルトンキーンズのチームは来季も同一ドライバーラインナップを維持する事になる。

”チェコ”の愛称で知られるメキシコ・グアダラハラ出身の31歳は、2021年シーズンに旧レーシングポイントからレッドブル・ホンダへと移籍した。

2戦目となるエミリア・ロマーニャGPで予選を最前列を獲得すると、経験豊富なレースクラフトと一貫性を武器に、序盤5レースで4度のトップ5フィニッシュを達成。わずか6レース目のアゼルバイジャンGPでは移籍後初、自身通算2度目の勝利を飾った。

「F1新時代を迎えるに際して、レッドブルのような素晴らしいチームとの関係を継続できる事になり本当に嬉しく思う」とペレス。

「来季は新しいレギュレーションが導入される。誰もがゼロからのスタートになる。僕の唯一の目標はレッドブルでトップに上り詰めることだ」

「新しいチームに加わると全てを把握するのに時間が掛かってしまうものだけど、今シーズンはこれまでのところ上手くいっているし、レッドブル・ファミリーの一員である事を心から満喫している」

「結果を出すために懸命に働いてきたから、チームが僕の将来に信頼を寄せてくれている事は本当に有り難いし嬉しい。共に達成すべき事はたくさんあるし、今シーズンはまだ大きなチャレンジが残っているから、シーズンを最高の形で締め括って、その勢いを2022年に繋げていきたい」

「世界中のすべてのサポーター、特にメキシコのサポーターに感謝したい。レッドブルに移籍して以来、スポンサーからファンに至るまで、多くの人達が本当に熱心に応援してくれている。頂点に立ってタイトルを獲得する事で彼らに報いたい」

レッドブル・ホンダのCEO兼チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、ペレスのこれまでの活躍と献身ぶりを評価すると共に、マシンが一新される2022年における更なる貢献に期待感を示した。

「チェコはチームの一員としてリスペクトを集めており、彼の経験とレースクラフトはコンストラクターズ選手権制覇を目指す我々にとって非常に貴重なものだ」とホーナー。

「彼はスムーズにチームに溶け込み、シーズン前半を通して我々に感銘を与えるパフォーマンスを発揮した」

「来年はレギュレーションとマシンが完全に改訂される新しい時代のF1に移行する。200戦以上のレースと10年以上の経験を持つチェコは、来季型RB18の性能を最大限に引き出していく上で不可欠な役割を果たしてくれるだろう」

「我々の目下のターゲットは2021年シーズンを可能な限り力強い結果で締め括る事にある。チェコの更なる活躍を期待している」

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