セルジオ・ペレスとのF1契約延長、今の調子が続く限り「考えるまでもない」とレッドブル

レッドブルのマックス・フェルスタッペン、セルジオ・ペレス、デビッド・ベッカム、クリスチャン・ホーナー、ゲリ・ホーナー、2022年5月8日F1マイアミGPにてCourtesy Of Red Bull Content Pool

今季末で契約満了となるセルジオ・ペレスがレッドブル・レーシングとの交渉をスタートさせた。チーム代表のクリスチャン・ホーナーは、今季これまでのパフォーマンスレベルを維持すれば、新たな契約書へのサインは「考えるまでもない」としている。

マックス・フェルスタッペンのサポート役として昨年の選手権で重要な役割を果たしたペレスは今年、燃料系トラブルによりリタイヤした開幕戦を除き、4位、2位、2位、4位と一貫した活躍を見せている。

Courtesy Of Red Bull Content Pool

表彰台セレモニーで2位トロフィーを掲げるレッドブル・レーシングのセルジオ・ペレス、2022年4月10日F1オーストラリアGP決勝レース

ペレスとの長期の契約延長の可能性について問われたクリスチャン・ホーナー代表はF1マイアミGPの決勝を前に「非常に高いレベルでドライブしているし、チームにも一層溶け込んでいるし、チェコは今年、素晴らしい仕事をしている」と答えた。

「クルマとしても今季型の方が彼に合っているように思う。今年のマシンには直近の3台に見られたような風変わりな特性もないしね。彼の仕事ぶりには満足している」

「まだシーズンは始まったばかりで、4レース分のサンプルしかないが、チームの連中もチェコの仕事ぶりに本当に満足しているし、これからも同じ様に続けていってくれると思ってる」

またマイアミでの週末を前に行われたThe Athleticとのインタビューの中では「もし、今日決断しなければならないとしたら、もちろん延長したい」「彼が今やっている事を続けている限り、考えるまでもない」と踏み込んだ発言を口にした。

ペレスのマネジャーを務めるジュリアン・ヤコビがマイアミGPの週末にレッドブルで目撃された事から、2023年以降に関しての交渉開始が囁かれていたが、ペレスは決勝を終えてその事実を認めた。

ホーナーが認める通り、今の水準の成績を継続的に残せばチームがペレスを放出する理由は何処にもないと言えるだろう。だが問題は延長が単年か、複数年か、という点にある。

姉妹チーム、スクーデリア・アルファタウリのピエール・ガスリーがレッドブルへの再昇格を望んでいる事は公然の秘密だが、ペレスがフェルスタッペンと遜色ない走りを続ける限り、レッドブルにとって敢えてガスリーを乗せるというリスクを負う特段のメリットはないように見える。

Courtesy Of Red Bull Content Pool

レッドブル・レーシングのモータースポーツ・アドバイザーを務めるヘルムート・マルコと話をするアルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリー、2021年11月21日F1カタールGP決勝レースにて

レッドブル・レーシングのモータースポーツ・アドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ガスリーとの契約が満了を迎える2023年末までに「彼に昇進のチャンスを与えることができなければ、我々は彼を失う可能性が高く、それは避けたい」としている。

つまり、仮にペレスとの契約延長が複数年であればそれはすなわち、ガスリーの放出を容認する事を意味する。

ホーナーは夏休みまでにペレスの将来について決定を下す意向を明らかにしている。

Courtesy Of Red Bull Content Pool

F1マイアミGPのパドックを歩くレッドブルのセルジオ・ペレスと父アントニオ・ペレス・ガリベイ、バッド・バニー、2022年5月8日マイアミ・インターナショナル・オートドローム

F1マイアミGP特集

この記事をシェアする

関連記事

モバイルバージョンを終了