角田裕毅、初日7番手締め…トップ4を分け合うマクラーレンとメルセデス / F1オランダGP 2024《FP2》結果と詳報
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2024年F1第15戦オランダGP金曜2回目のフリー走行が現地8月23日に行われ、ジョージ・ラッセル(メルセデス)が1分10秒702を記録。オスカー・ピアストリ(マクラーレン)を0.061秒差で退け初日をトップで締め括った。角田裕毅(RB)は7番手を記録した。
ウェットからドライへと路面が大幅に変化したFP1とは対照的に、変わらず強い風は吹き付けたものの、週末2回目のセッションは終始、日差しに恵まれ、各車は精力的に周回を重ねた。
ラッセルがターン8でグラベルに飛び出し、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がターン7を抜ける際にリアを失い、シャルル・ルクレール(フェラーリ)がターン1で派手にロックアップを喫する中、ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)がターン1のバリアに衝突したことで、残り43分で赤旗が振られた。
🔴 RED FLAG 🔴
Hulkenberg has gone off at Turn 1 and is in the barriers#F1 #DutchGP pic.twitter.com/1J4p6hSY8R
— Formula 1 (@F1) August 23, 2024
ブレーキング時にリアがロックしており、クルマ側に何らかの問題があった可能性が考えられる。幸いにもドライバーに怪我はなく、ヒュルケンベルグは歩いてハースのガレージへと戻っていった。中断は7分に及んだ。
ヒュルケンベルグを欠く中、ハースはケビン・マグヌッセンが全車最多タイとなる32周を走り込み、シャルル・ルクレール(フェラーリ)を抑えて8番手をマークした。
トップ4はメルセデスとマクラーレンが分け合った。ルイス・ハミルトンはランド・ノリスを0.148秒差で抑えて3番手につけた。ピアストリは開始早々、バイザーに問題を抱えてヘルメットの交換を強いられる場面があった。
オランダがカレンダーに復帰して以来、無敗を誇るフェルスタッペンは5番手に留まったが、トップ5のギャップは0.284秒と接近した。依然としてシート喪失の噂が絶えないセルジオ・ペレスは、僚友フェルスタッペンから0.6秒遅れの12番手に終わった。
角田裕毅は6番手につけたフェルナンド・アロンソ(アストンマーチン)から0.017秒遅れの7番手をマークした。ダニエル・リカルドは角田裕毅から0.256秒落ちの13番手で初日を終えた。
フェラーリ勢は実質的に、9番手を記録したルクレールのみでプログラムを進めることとなった。カルロス・サインツは残り33分、ギアボックスに問題を抱えてクルマを降りた。走行は僅か7周に留まった。
土曜に雨が降った場合フェラーリは、ドライコンディションでの走行データが不足した状態でドライが予想される日曜のレースに臨むことになる。
Unfortunately we’ve encountered a gearbox issue on @Carlossainz55’s car, meaning his FP2 is over 😞 #DutchGP 🇳🇱 #F1 pic.twitter.com/Yl86l08kih
— Scuderia Ferrari HP (@ScuderiaFerrari) August 23, 2024
メジャーアップグレードを投じたウィリアムズは、アレックス・アルボンがランス・ストロール(アストンマーチン)を抑えて10番手を刻み、ローガン・サージェントが15番手に続いた。
ピットレーンでのアンセーフ・リリースに関して、周冠宇(ザウバー)、リカルド、アルボン、そしてストロールの計4名がセッション後に召喚される見通しだ。
3回目のフリー走行は、日本時間8月24日(土)18時30分から1時間の日程で開催される。セッションの模様はDAZNとフジテレビNEXTで生配信・生中継される。
2024年F1第15戦オランダGPフリー走行2(FP2)リザルト
Pos | No | Driver | Team | Time | Gap | Laps |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 63 | ラッセル | メルセデス | 1:10.702 | 29 | |
2 | 81 | ピアストリ | マクラーレン | 1:10.763 | +0.061 | 32 |
3 | 44 | ハミルトン | メルセデス | 1:10.813 | +0.111 | 29 |
4 | 4 | ノリス | マクラーレン | 1:10.961 | +0.259 | 33 |
5 | 1 | フェルスタッペン | レッドブル | 1:10.986 | +0.284 | 32 |
6 | 14 | アロンソ | アストンマーチン | 1:11.357 | +0.655 | 29 |
7 | 22 | 角田裕毅 | RB ホンダRBPT | 1:11.374 | +0.672 | 30 |
8 | 20 | マグヌッセン | ハース | 1:11.430 | +0.728 | 32 |
9 | 16 | ルクレール | フェラーリ | 1:11.443 | +0.741 | 30 |
10 | 23 | アルボン | ウィリアムズ | 1:11.550 | +0.848 | 32 |
11 | 18 | ストロール | アストンマーチン | 1:11.576 | +0.874 | 31 |
12 | 11 | ペレス | レッドブル | 1:11.581 | +0.879 | 28 |
13 | 3 | リカルド | RB ホンダRBPT | 1:11.630 | +0.928 | 30 |
14 | 10 | ガスリー | アルピーヌ | 1:11.644 | +0.942 | 32 |
15 | 2 | サージェント | ウィリアムズ | 1:11.818 | +1.116 | 31 |
16 | 24 | 周冠宇 | ザウバー | 1:11.934 | +1.232 | 32 |
17 | 31 | オコン | アルピーヌ | 1:12.061 | +1.359 | 32 |
18 | 77 | ボッタス | ザウバー | 1:12.206 | +1.504 | 31 |
19 | 55 | サインツ | フェラーリ | 1:13.108 | +2.406 | 7 |
20 | 27 | ヒュルケンベルグ | ハース | 1:13.296 | +2.594 | 10 |
コンディション
天気 | 晴れ |
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気温 | 21℃ |
路面温度 | 30℃ |
セッション概要
グランプリ名 | F1オランダGP |
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セッション種別 | フリー走行2 |
セッション開始日時 |
サーキット
名称 | ザントフォールト・サーキット |
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設立 | 1948年 |
全長 | 4307m |
コーナー数 | 14 |
周回方向 | 時計回り |