フェルナンド・アロンソ、追加罰則でF1マイアミGP入賞脱落…接触の件はガスリーに謝罪「あれは僕が悪い」

アルピーヌA522を駆るフェルナンド・アロンソ、2022年5月8日F1マイアミGP決勝レースにてCourtesy Of Alpine Racing

F1マイアミGPのスチュワードは5月8日に開催された決勝レースを終えて、暫定9位のフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)に5秒ペナルティを科す裁定を下した。これによりアレックス・アルボン(ウィリアムズ)が9位、ランス・ストロール(アストンマーチン)が10位に昇格した。

アロンソはレース終盤、ターン1でピエール・ガスリー(アルファタウリ)に仕掛けた際に接触。これにより5秒ペナルティと1点のペナルティポイントが科された。ガスリーはAT03の車体右後方にダメージを負い、その後、ランド・ノリス(マクラーレン)との接触を経てリタイヤした。

また、これとは別にターン14でコース外を走行して永続的なアドバンテージを得たとして、レース後に追加で5秒のペナルティと2点のペナルティポイントが科された。11位に後退した。累計点としては5点に達した。

裁定が下る前、アロンソはガスリーとのインシデントが自身の責任である事を認めつつも、ポイント獲得を喜んでいた。

「ポイント圏内に戻ってこれて嬉しいよ。レースでは何度か良い動きで以てポジションを上げることができた。セーフティカーのタイミングは少し不運だった。あれがなければおそらく7位か8位を争っていただろうと思う」

「ピエール(ガスリー)をオーバーテイクしようとした時にはミスをしてしまった。あれは僕に責任があるし、彼に謝罪した」

「全体的に見ればレースペースは悪くなかったように思う。気温と湿度が高かったから身体的にはかなりキツかった。今日のポイントは獲得するに値するものだと思う」


5月8日(日)にマイアミ・インターナショナル・オートドロームで行われた2022年F1第5戦マイアミGPの決勝レースでは、3番グリッドからスタートしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が通算23勝目を上げた。2位はシャルル・ルクレール、3位表彰台にはカルロス・サインツと、フェラーリの2台がこれに続いた。

カタロニア・サーキットを舞台とする次戦スペインGPは5月20日のフリー走行1で幕を開ける。

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