ピエール・ガスリー、エルマノス・ロドリゲス・サーキットの過酷さを語る

モンテカルロのパドックを歩くトロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーcopyright Honda

トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが、2018年FIA F1世界選手権第19戦メキシコGPに先立って、去年のレースの思い出とエルマノス・ロドリゲス・サーキットの特性について語った。

昨年のレースではルノーエンジン勢が軒並みエンジントラブルに見舞われ、ガスリーを含めた計3台がレース当日にエンジン交換を実施。グリッド最後方からのスタートを余儀なくされた。

ガスリー:メキシコGPに向けて

ピエール・ガスリー

去年のメキシコGPは13位でフィニッシュできて、シーズンで最も良いレースだった。凄い数の観客が熱狂的にサポートしてくれて本当に嬉しかったな。素晴らしい雰囲気だったし、死者の日の準備で街中が活気づいていたのも週末を特別感に包んでくれた。

でも、それと同時に色んな理由で厳しいグランプリでもあったんだ。レース当日まで殆ど走れなくて、予選にも出場できなかったからね。エンジンやブレーキ、信頼性といった技術的な部分が標高の影響を受けてしまったんだ。厄介だったよ。

グリップの大部分が失われちゃって、マシンをセットアップしていくのが本当に大変だったんだ。肉体的にも辛かった。酸素が薄いから海抜0mに近い場所でのレースと比べるとどうしてもね。でも、トラックにはそんなに多くヘビーなブレーキングがあるわけじゃないし、強いGがかかるコーナーも多いわけじゃないから、要求が激しすぎるって事はなかったかな。


舞台となるのは、1周4304m、全16コーナーからなるエルマノス・ロドリゲス・サーキット。ドライコンディションとなった昨年のグランプリでは、マックス・フェルスタッペン(Red Bull)が優勝。2位にバルテリ・ボッタス(Mercedes)、3位にキミ・ライコネン(Ferrari)という結果だった。

F1メキシコGPは、日本時間2018年10月27日(土)0時からのフリー走行1で幕を開ける。

F1メキシコGP特集

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