メルセデスAMG、パスカル・ウェーレインの継続サポートを明言。19年のF1復帰目指す
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メルセデスAMGのトト・ウォルフ代表は、2018年も育成ドライバーのパスカル・ウェーレインを継続サポートする事を明言、今後もファミリーの一員として支援し続ける考えを明らかにした。ドイツとモーリシャスの二重国籍を持つ23歳の若手レーサーは、昨季限りでザウバーのシートを失い将来のプランが未定となっている。
一時ウィリアムズのドライバー候補に名前が挙がったものの、多額のロシアマネーを持つセルゲイ・シロトキンが有力視されており、今年ウェーレインがF1に留まる可能性は極めてゼロに近い。同じく育成ドライバーのエステバン・オコンは一貫したパフォーマンスを示し内外からの評価を確立。ウェーレインは育成ドライバーの地位を追われるのでは?との見方も出ていた。
ウォルフは英Autosportに対して、ウェーレインがチームの一員であり続けることに疑いはないと主張した。「パスカルがF1に相応しい最速のドライバーの一人である事は間違いありません。レースシートに関しては今のところ苦しい状況にあります。ですが、彼が我々のチームにいることになるのは疑いありません」
今季シートの可能性は低いものの、2018年末にはトップチーム含め多くのシートが市場に出回る事が予想されている。ウェーレインは今年一年間をF1浪人として過ごし、19年のシート獲得を目指す事になる。今季に関してはドイツ・ツーリングカー選手権DTMや日本のスーパーフォーミュラ、米国インディカー・シリーズ参戦等が噂されている。