マクラーレン、F1日本GPに先立ち「江戸文字」源泉のMCL38カラーを公開…MILTZ氏とコラボ

2024年のF1日本GPに投入される江戸文字を源泉としたスペシャルカラーのマクラーレンMCL38の細部Courtesy Of McLaren

マクラーレン・レーシングは2024年4月3日(水)、F1第4戦日本GPでランド・ノリスとオスカー・ピアストリが駆る「MCL38」のスペシャルカラーを公開した。東京在住の日本人アーティスト、MILTZ(ミルツ)氏がデザインを手掛けた。

これは若手クリエイターに機会を与える事を目的に、チームのスポンサーを務めるブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)の電子たばこブランド「Vuse(ビューズ)」とマクラーレンが主催する「Driven By Change」キャンペーンの一環として行われた。

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2024年のF1日本GPに投入される江戸文字を源泉としたスペシャルカラーのマクラーレンMCL38 (8)

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2024年のF1日本GPに投入される江戸文字を源泉としたスペシャルカラーのマクラーレンMCL38 (6)

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2024年のF1日本GPに投入される江戸文字を源泉としたスペシャルカラーのマクラーレンMCL38 (1)

チームによると、MILTZ氏のアートワークは江戸時代に盛んに使用されていた日本の伝統に根ざした書体「江戸文字」をインスピレーションとしており、今回は雲の中を駆け抜ける龍のイメージでF1マシンのスピードを表現したという。

MCL38のボディーワークに加えて、ドライバーの名前とカーナンバーにも独創的なタッチが加えられた。

カラーリングの発表に際してMILTZ氏は「フリーランスのアーティストになった当初は、このようなチャンスがあるとは思いもしませんでした。これは私がこれまでにやってきた中で最大の国際的なプロジェクトです」と語った。

「アーティストとしてのプロフィールを確立していく中、現代的なひねりを加える事で江戸文字のような日本の伝統豊かな文字文化を称えたいとの思いで作品を作っています」

「地方の地元企業とのプロジェクトから、このようなマクラーレン・フォーミュラ1チームとの仕事まで、アートを通してたくさんの美しいストーリーを伝えていきたいと考えています」

MILTZ氏は自身の創造性を表現できないと限界を感じ、デザイン会社を退職。アーティストとしての夢を追い求めるようになって10年以上が経過した今回、鈴鹿日本GPという華やかな舞台で作品を披露する運びとなった。

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2024年のF1日本GPに投入される江戸文字を源泉としたスペシャルカラーのマクラーレンMCL38とデザインを手掛けたMILTZ氏 (1)

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2024年のF1日本GPに投入される江戸文字を源泉としたスペシャルカラーのマクラーレンMCL38とデザインを手掛けたMILTZ氏 (4)

BATのマクラーレン・パートナーシップ責任者を務めるルカ・アンジョリーリョは「2024年はビューズとマクラーレンが新しい世代のクリエイティブな才能を支援し始めて4年目になる。MILTZは過去の伝統を現代的な視点で発展させることに情熱を注いでおり、今後の活躍を楽しみにしている」と語った。

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