インディカー 最終ラグナセカ予選：ハータが2戦連続PP、佐藤琢磨は16番手「最後の最後で噛み合わなかった」

Published：2019/9/22 09:38

2019年インディカー最終第17戦モントレーGPの公式予選が、現地9月21日(土)にカリフォルニア州のラグナセカ・レースウェイで行われ、コルトン・ハータ（Harding Racing）が2戦連続、キャリア通算3度目のポールポジションを獲得した。父ブライアンがこの地で3連続ポールを獲得して20年後の事だった。

「確かに僕ら家族の歴史にとっては大きな意味があるね」とコルトン・ハータ。「親父のインディカーでの勝利の半分はラグナセカだったんだ」

2番手はスコット・ディクソン（Chip Ganassi）、3番手には逆転タイトルを目指すアレキサンダー・ロッシ（Andretti Autosport）が続き、選手権をリードするジョセフ・ニューガーデン（Andretti Autosport）は4番手につけた。ニューガーデンは4位以上でフィニッシュした場合、無条件でチャンピオンが確定する。

© Indycar

レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングの佐藤琢磨はQ1敗退。僅差でトップ12入りを逃した。決勝では16番グリッドからの巻き返しを狙う。

「タフなセッションでした。フィールドは接近しており、望んでいたような結果を得ることが出来ませんでした」と佐藤琢磨。

「プラクティスを通して状況を改善することに成功し、僕らのパフォーマンスはラップを重ねるごとに向上していましたが、残念ながら予選でのマシンは噛み合ってくれず、100分の3秒という僅差で次のセグメントへの進出を逃してしまいました。悔しいです」

「今日は最高に暑くチャレンジングなコンディションでしたが、それは誰にとっても同じことです。残念ながら次のラウンドに進むことは出来ませんでしたが、自分たちのマシンには速さがあると信じています」

決勝レースは、日本時間9月22日(日)深夜27時30分よりGAORA SPORTSで生中継される。視聴には、スカパーやひかりTVとの契約が必要となる。

第17戦ラグナセカ予選順位結果

Pos.	Driver	Time	Session
1	コルトン・ハータ Harding Steinbrenner	01:10.1405	Fast Six
2	スコット・ディクソン Chip Ganassi	01:10.1831	Fast Six
3	アレキサンダー・ロッシ Andretti	01:10.2105	Fast Six
4	ジョセフ・ニューガーデン Team Penske	01:10.6719	Fast Six
5	ジェームズ・ヒンチクリフ Schmidt Peterson	01:10.8003	Fast Six
6	シモン・パジェノー Team Penske	01:10.8616	Fast Six
7	ウィル・パワー Team Penske	01:10.6086	Round 2
8	グラハム・レイホール Rahal	01:10.6296	Round 2
9	ライアン・ハンター＝レイ Andretti	01:10.6919	Round 2
10	マックス・チルトン Carlin	01:10.7257	Round 2
11	マーカス・エリクソン Schmidt Peterson	01:11.1666	Round 2
12	サンティノ・フェルッチ Dale Coyne	01:12.4137	Round 2
13	コナー・デイリー Schmidt Peterson	01:10.7787	Round 1-1
14	フェリックス・ローゼンクビスト Chip Ganassi	01:10.5649	Round 1-2
15	スペンサー・ピゴット Ed Carpenter	01:10.8275	Round 1-1
16	佐藤琢磨 Rahal	01:10.8393	Round 1-2
17	ザック・ビーチ Andretti	01:10.8407	Round 1-1
18	エド・ジョーンズ Ed Carpenter	01:10.9806	Round 1-2
19	セバスチャン・ブルデー Dale Coyne	01:11.0095	Round 1-1
20	チャーリー・キンボール Carlin	01:10.9865	Round 1-2
21	トニー・カナーン AJ Foyt	01:11.2454	Round 1-1
22	マルコ・アンドレッティ Andretti	01:11.0527	Round 1-2
23	マテウス・レイスト AJ Foyt	01:11.5180	Round 1-1
24	ジャック・ハーベイ Meyer Shank (SPM)	01:11.2710	Round 1-2