インディカー:ローゼンクヴィスト、事故で入院…デトロイト第2レースはアスキューが代役
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マクラーレンSPは12日(土)のインディカー第7戦デトロイトのレース1でクラッシュしたフェリックス・ローゼンクヴィストに代えて、13日(日)のレース2でオリバー・アスキューを代役参戦させる。
ベルアイル・パーク市街地コースで70周に渡って行われたレース1でローゼンクヴィストは、25周目に単独でターン6のタイヤバリアに正面から激突。フルコースイエローを経て赤旗が振られた。
レスキューチームが現場に直行したものの、最終的にローゼンクヴィストを担架に乗せるのに10分程度を要する事となった。事故により破損したバリアの復旧に手間取ったため、レースは1時間半に渡って赤旗中断された。
メディカルセンター長の説明によると、ローゼンクヴィストは脳震盪もなく状態は安定していたとの事で、精密検査のために地元病院に搬送された。
チームはその後、病院での検査の結果、生命や手足を脅かす怪我は見られず意識もあるとする一方で、経過観察のために一晩入院する事を発表。これに伴いレース2では、昨年末までチームに在籍していた2019年のインディライツ王者、アスキューを代役として参戦させる事を明らかにした。
ローゼンクヴィストは事故後、SNSを通して「痛み以外は大丈夫だ。たくさんのメッセージをありがとう。インディカーと医療スタッフにも感謝している。あの時点までは素晴らしいレースだっただけに残念だ…。初優勝のマーカスを心から祝福したい。彼の事を思うと僕も嬉しい」とのメッセージを投稿した。
第2レースの予選は現地日曜午前9時から、決勝レースは正午過ぎに開始される。