角田裕毅「まさかこんなに苦戦するなんて…」僅差ながらも今季5回目のQ1敗退

ガレージ内でセッションに向けて準備する角田裕毅(アルファタウリ)、2022年7月30日F1ハンガリーGPCourtesy Of Red Bull Content Pool

スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は7月30日(土)のF1ハンガリーGP公式予選で、Q2進出に1000分の35秒届かず16番手と、今季5回目のQ1敗退(サウジアラビアのDNS含む)という失望の結果に終わった。

僚友ピエール・ガスリーによるとクルマの状態は初日より改善されたようだが、それでもなおハンガロリンクでのAT03には、目指すべきミッドフィールド上位を争うような競争力はなかった。

Courtesy Of Red Bull Content Pool

エステバン・オコン(アルピーヌ)を背後にハンガロリンクを周回する角田裕毅(アルファタウリ)、2022年7月30日F1ハンガリーGP予選

まさかこれほど苦戦するとは…

角田裕毅
予選:16位…1分19秒240
FP3:17位…1分45秒850

全体的にグリップ不足に悩まされるなど、今週末は厳しい週末が続いています。特に今日はセクター1で全くグリップが得られず、ドライブするのが本当に大変でした。

楽な1日にならないであろう事は覚悟していたのですが、これほど苦戦するとは思ってもいませんでした。

ひょっとするとQ2に進めるかもとは思いましたが、想像以上に難しかったです。まだ1日あるので、なんとか挽回していきたいと思います。

ここでオーバーテイクするのは簡単ではありませんが、シーズンの前半戦をより良い形で終えるためにも全力を尽くしたいと思います。


30日(土)のF1ハンガリーGP予選では、ジョージ・ラッセル(メルセデス)がキャリア初のポールポジションを獲得。2番手にカルロス・サインツ、3番手にシャルル・ルクレールと、後方にフェラーリの2台が続く結果となった。

2022年F1ハンガリーGPの決勝レースは日本時間7月31日(日)22時にフォーメーションラップが開始され、1周4381mのハンガロリンクを70周する事でチャンピオンシップを争う。

F1ハンガリーGP特集

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