メルセデス、今回も死角なし?「バランス・タイヤの熱入れ良好。ロングランも悪くない」

ハンガロリンクを走行するメルセデスW11、2020年F1ハンガリーGPの2回目のフリー走行にてcopyright Daimler AG

メルセデスAMGは、ドライコンディションとなった2020 F1第3戦ハンガリーGP初日一発目のプラクティスで、ルイス・ハミルトンがバルテリ・ボッタスに0.086秒差をつけて最速を刻んだ。続く雨のFP2では、ボッタスが2位でクルマを降りた一方、ハミルトンはタイムアタックを行わなかったため16位という結果となった。

チームはFP1で、シングルラップとロングランの両パフォーマンスに重点を置いたプログラムを全て消化。完璧なセッションを過ごした。ウェットのFP2では週末の後半に備えてタイヤを温存するために走行を抑えた。

セッションを振り返ったハミルトンは、ルノー、マクラーレン、レーシングポイント、そしてレッドブル・ホンダの名を挙げて「予選はかなりの接戦になると思う」と語ったが、ブラック・アローには今回も死角らしい死角が見当たらない。

エンジニアリング・ディレクターを務めるアンドリュー・ショブリンは、うねるようなコーナーが続くハンガロリンクでのW11は上手く機能しており、タイヤの熱入れも容易だったと語った。また2人のドライバーはソフトコンパウンドでのマシンバランスにも満足しているとも付け加え、ロングランペースにも手応えを得ている様子を伺わせた。

死角の見当たらないメルセデスAMG

ルイス・ハミルトンFP2: 16位, FP1: 1位

第1セッションではやるべき事を全て消化する事ができた。マシンのフィーリングは良かったけど改善の余地があったから、2回目のセッションに向けてクルマに幾つか変更を加えたんだけど、残念ながら雨が振ってしまった。

できる事もあまりないし、インターミディエイトタイヤを装着してのインスタレーションラップだけに抑えることにした。ハンガロリンクはドライだと最高のコースだけど、ウェットでは非常にトリッキーで、今日はグリップが凄く低かった。

ここはエンジンパワーの依存度が低いサーキットだから、明日の予選はかなりの接戦になると思う。ルノーは調子良さそうだし、マクラーレンやレーシングポイントも素晴らしい仕事をしている。それにレッドブルも強いだろうから、彼らとのタフなバトルを期待している。

バルデリ・ボッタスFP2: 2位, FP1: 2位

ドライコンディションになったFP1でのクルマのフィーリングは悪くなかった。少しアンダーステアに苦しんでいたけど、それは修正できたし、バランスは良かったからスタートとしては悪くなかったと思う。

午後のセッションでもっと走り込めれば更にバランスを微調整することができたんだけど、こればかりはしょうがないね。コンディションは誰にとっても同じなんだから。

ウエットの中でのグリップレベルはかなり低く、バランスを確かめるためにインターとウェットの両方のタイヤを試してみたけど、どちらも似たりよったりだった。

今週末は今後も雨が続きそうだから、予選と決勝に向けてマシンの改善に取り組んでいきたい。


雨の中、タイム計測者が13台に留まった午後のFP2で最速を刻み初日をトップで締め括ったのはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)で、2番手バルテリ・ボッタス(メルセデス)をコンマ2秒差で退けた。3番手には1.3秒遅れでカルロス・サインツ(マクラーレン)が続く結果となった。

F1ハンガリーグランプリ3回目のフリー走行は日本時間7月18日(土)19時から、公式予選は同22時から1時間に渡ってハンガロリンクで開催される。

F1ハンガリーGP特集

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