ホンダF1「最新スペック3の最適な設定を見つけるべく作業を実施」F1フランスGP《初日》

モニターを見つめるホンダF1の現場統括責任者を務める田辺豊治テクニカル・ディレクター、F1カナダGPフリー走行にてcopyright Red Bull Content Pool

F1第8戦フランスGP初日、ホンダは計3台のマシンに投入した最新型スペック3エンジンの最適なセッティングを見つけるべく作業に取り組み、大きなトラブルなく一日を終えた。

今季型パワーユニット「RA619H」の3世代目にあたるスペック3エンジンの投入によって、レッドブルのマックス・フェルスタッペンとピエール・ガスリーはそれぞれICE、ターボチャージャー、MGU-Hを交換。トロロッソ側は、エンジンマイレージが限界に近づいていたダニール・クビアトにのみ新スペックを投入し、コンポーネントをフル交換した。

路面温度が50度にも達する過酷なコンディションの中で行われた2回目のフリー走行では、フェルスタッペンがトップから1.112秒遅れの6番手、ガスリーが同1.511秒遅れの8番手という結果に終わり、マクラーレンに割って入るスキを作った。計測時にアクシデントがあった事から、本来のポジションは実際のタイムシートよりも上だと考えられるが、メルセデスの背中は遠く霞んでいる。

6コンポーネント全てを交換して日曜の決勝でグリッド降格を受けるクビアトは、ラップタイムを追求せずにクルマの習熟に取り組み15番手。アルボンはタイヤのオーバーヒートに苦しみ13番手タイムに留まった。

  • 6番手:フェルスタッペン(Red Bull)
  • 8番手:ガスリー(Red Bull)
  • 13番手:アルボン(Toro Rosso)
  • 15番手:クビアト(Toro Rosso)

セッションを振り返ったホンダF1の現場統括責任者を務める田辺豊治テクニカル・ディレクターは、トラブルフリーでPU側のセットアップ作業を進める事が出来たと語り、順調な一日になったとの考えを示した。

ホンダ:F1フランスGP初日を終えて

田辺 豊治ホンダF1現場責任者

本日行われたF1フランスGP初日に、アストンマーチン・レッドブル・レーシングの2台と、レッドブル・トロロッソ・ホンダのクビアト選手のマシンにスペック3のパワーユニットを投入しました。アルボン選手に投入しなかった理由としては、トロロッソが2台同時にペナルティーを受けることを避けるためです。

今日は大きなトラブルもなくスムーズな一日となり、最新版のPUアップグレードに最適なセッティングを見つけるための作業を順調に進めることができました。今夜はデータを詳細に分析して、明日の最終プラクティスで微調整に向けて備えたいと思います。


初日をトップで締め括ったのはメルセデスのバルテリ・ボッタス。2番手ルイス・ハミルトンを0.424秒差で退けた。3番手には0.649秒遅れでフェラーリのシャルル・ルクレールが続く結果となった。

F1フランスグランプリ3回目のフリー走行は、日本時間6月22日(土)19時から20時まで、公式予選は同22時から1時間に渡ってポール・リカール・サーキットで開催される。

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