F1:前半9戦で計44,101回のCOVID-19検査を実施、新たに1名増え計9名が陽性反応

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策の徹底を促すステッカーCourtesy Of Daimler AG

F1と国際自動車連盟(FIA)は、ムジェロ・サーキットでのトスカーナGPを跨ぐ9月11日(金)から9月17日(木)までの7日間で、チーム・ドライバー・関係者に対して計1,938回の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)検査を行い、1名から陽性反応が確認されたと発表した。

F1は7月の開幕戦から一貫して、グランプリに参加する全てのチームスタッフ、関係者に対してホスト国への渡航前にウイルス検査を義務付けており、陰性が確認されない限りサーキットへの立ち入りを禁じている。また、イベント期間中も5日毎に民間の医療チームによる検査を実施。これまでに11回に渡って7日間毎の検査結果を公表してきた。

連戦只中の週末には概ね4,000~5,000回程度の検査が行われているが、今季はトリプルヘッダーの中休みという事で3割程度の検査回数に留まった。集計情報を公開する理由についてF1は「透明性の確保のため。我々はチームや個人に関する具体的な詳細情報は提供しないものの、7日毎に結果を公表する」と説明している。

全17戦が計画されている2020年シーズンのF1は9戦を消化して前半戦を終えた。累計の新型肺炎検査回数は計44,101回に上り、これまでに計9名から陽性反応が確認されている。

次戦ロシアGPはトスカーナGPの2週間後、9月25日にソチ・オートドロームで開幕を迎える。

期間 検査回数 陽性
6月26日~7月2日 4,032回 0名
7月3日~7月9日 4,566回 0名
7月10日~7月16日 4,997回 2名
7月17日~7月23日 1,461回 0名
7月24日~7月30日 3,909回 1名
8月7日~8月13日 5,467回 0名
8月14日~8月20日 2,847回 1名
8月21日~8月27日 3,591回 1名
8月28日~9月3日 5,704回 2名
9月4日~9月10日 5,589回 1名
9月11日~9月17日 1,938回 1名

F1トスカーナGP特集

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