ベッテルが遂にオーバーテイク首位陥落、圧巻25回ハミルトンに続き角田裕毅がF1サンパウロGPでTOP6の追い抜き
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ブラジルのインテルラゴス・サーキットで行われたF1第19戦サンパウロGPでは、予選失格とエンジン交換ペナルティをものともせずに逆転優勝を飾ったルイス・ハミルトン(メルセデス)が、決勝及びスプリント予選を通して25回ものオーバーテイクを記録した。
2番目に多くの追い抜きをやってのけたのはキミ・ライコネン(19回)で、これにランド・ノリス(13回)が続き、ランス・ストロール、角田裕毅、フェルナンド・アロンソが共に10回で上位につけた。
結果、これまで2021年F1オーバーテイク賞ランキングで首位を守り続けてきたセバスチャン・ベッテルが陥落。アロンソが2回差でトップに立った。トップ4には3名のF1ワールドチャンピオンが名を連ねる。
順位 | ドライバー | オーバーテイク数 |
---|---|---|
1 | フェルナンド・アロンソ | 114 |
2 | セバスチャン・ベッテル | 112 |
3 | ランス・ストロール | 107 |
4 | キミ・ライコネン | 107 |
5 | カルロス・サインツ | 103 |
6 | ダニエル・リカルド | 100 |
7 | セルジオ・ペレス | 95 |
8 | ランド・ノリス | 95 |
シーズンを通して最も多くのオーバーテイクを記録した勇敢なドライバーを表彰するため、F1は今年「クリプトコム・オーバーテイク・アワード(Crypto.com Overtake Award)」を創設した。受賞者にはシーズン終了後にトロフィーが授与される。
オーバーテイク回数の記録は、1周を20〜25個に分割したミニセクター毎の順位を元に計算される。連続したミニセクター間で順位変動があった場合、先行したドライバーに1回のオーバーテイクが加算される。
1周目の追い抜きは記録の対象外で、スピンやクラッシュ、ピットイン、テクニカルトラブル等の理由によってスローダウンした車両を追い抜いた場合もカウントされない。